これからSFを読もうとする人へお勧めの1冊
(これからSFを読もうとする人へお勧めの1冊から転送)
[akagane] いいかね、ちひろくんや。世の中で素晴らしいのはSFだ。SFを読みなさい。
[Tihiro] SFどれを読めばいいか分かりません(汗
[Banyu11th] ぼくにも、よきSFをおしえてください。
とまあ、このような経緯で、
SFを読んだ事が(ほとんど)ない人に読もうという気を起こさせる、そんな一冊を紹介してください。
随時追加歓迎。
お勧め本リスト
- タイトル
- 推薦理由・解説など
- レンズマン
- まあ、なんとゆーか、冗談一歩手前だからなぁ>話の密度
- 星新一のショートショート
- アンソロジーコミックとかもでてるんで、かるくつまみ食いするにはええかも
- 猫の地球儀
- 妖精作戦
- 「さらわれた同級生を救い出せ!」目の前でさらわれた少女を追って、超弩級原潜、南海の孤島そして宇宙へと、高校生達が繰り広げるノンストップ・アクション。所々はさまれる蘊蓄は、とりあえず流しておいて問題なし。
- 大魔王作戦
- 作・ポールアンダースン。 いわゆる魔法とSFの融合した世界の作品の代表のような作品。魔法というものが、いわゆる「科学技術」の一つとして認められたとしたら、という仮定の下に作られたアメリカ合衆国では、戦闘機はジェットエンジンではなく翼下の「ほうき」によって推進力を与えられ、空を飛ぶ。そんな物語。明るく楽しいけどいわゆる「コメディ」ではない。
- 星のパイロット
- 「宇宙へ行きたい!」そんな思いをそのまま小説にしたような話。続巻の「彗星狩り」の方が完成度は高いけど,あちらはちょっと長い(全三巻)ので。
- 裏山の宇宙船
- 夏休みに出会った不思議な出来事。なにげに「ファーストコンタクト」テーマの話だが、さらっと読める。
- 星のダンスを見においで
- 時々遊びに行く変わった店の店主は、実は伝説の宇宙海賊で……平凡な女子高生が体験した一夏の冒険。
- マルドゥック・スクランブル
- ふわふわの泉
- 高校の科学部の実験で偶然できた物質「ふわふわ」が世界を変えていく、そんな話。
- 時空のクロス・ロード
- 鷹見一幸の処女作。偶然撮った写真に映っていた謎の爺さんが僕に言った「お前さんには素質がある」そして僕が飛ばされたのは、ウィルスで壊滅したもう一つの僕の街だった。小松左京・作「復活の日」と光瀬龍・作「夕映え作戦」にインスパイアされた作者が初めて書いたジュブナイルテイストのSFライトノベル
- 歌う船
- 2001夜物語
- コミック。
- クレギオン
- 野尻抱介のデビュー作。シリーズものだが、各巻一話完結なのでどれから読んでもかまわない。
- 惑星カレスの魔女
- 癒し系スペースオペラ。魔女3姉妹のうち、最初に登場するのが長女で14才だか15才だかの美少女なのだが、あえて、10才の次女がヒロイン役。
- 夜来たる
- 短編と長編があるけど、ここでは短編の方を勧めます。別に科学知識を知らなくても、「センス・オブ・ワンダー」あふれる話は書けるのです。
- アルジャーノンに花束を
- 読み進めながら主人公と共にさまざまなことを考えさせられる、SFというジャンルの枠を越えた名作。
- たったひとつの冴えたやりかた
- 短編集表題作。元気な女の子が宇宙船をかっぱらって冒険に乗り出す話。
- あたしの中の……
- 表題作は新井素子のデビュー作。すでに30年前の作品だが、古くささを感じさせない。入手が容易で、気軽に読める点がお勧め。
- 産霊山秘録
- 小さな話から世界史を読み変える大きな話に展開する、伝記SFの金字塔。
- 平家伝説
- 夏への扉
- ハインラインのタイムトラベルものの名作。猫好き必見。ねこー。
- 流氷民族
- 地球の長い午後
- マッカンドルー航宙記
- ハードSFの醍醐味、論理的必然による意外なさがきっちりしている。
- キャプテン・フューチャー
- 再版記念。SF活劇モノ。死ぬまで諦めない、目的は手段を正当化する、彼のような男を敵に回してはいけません。