レンズマン・シリーズ

銀河文明の行方を賭けた銀河規模の組織の戦いを描くスペースオペラ。

超光速航行での惑星間犯罪への対策として設立された銀河パトロール隊のエリート、レンズマン。その養成校を首席で卒業したキムボール・キニスンは、謎の海賊組織ボスコーンの秘密を探り、特殊艦による突貫と抽出任務、身分を偽装しての単身の潜入、新兵器の開発、軍隊を指揮しての決戦と、縦横無尽に活躍する。

用語や登場人物

キムボール・キニスン: 地球人。グレー・レンズマン。後に第二段階レンズマンとなる。
ウォーゼル: ヴェランシア人。東洋の龍のような姿のグレー・レンズマン。後に第二段階レンズマンとなる。
トレゴンシー: リゲル人。樽のような身体を持つグレー・レンズマン。後に第二段階レンズマンとなる。
ナドレック: パレイン系第７惑星人。極めて寒冷な環境に適応したグレー・レンズマン。他星の人間に会う時は冷却服を必要とする。完全主義者。後に第二段階レンズマンとなる。
ネルス・バーゲンホルム: 宇宙船に欠かせない装置「慣性中立化装置」の実質上の発明者。そのため「慣性中立化装置」のことも“バーゲンホルム”と呼ばれるようになった。地球人にしてアリシア人の代理。
アリシア人: 惑星アリシアに住む超高度知性。“レンズ”を地球人達に与えた。
エッドア人: 別次元よりやってきた超高度知性。アリシア人と対立。