歌う船シリーズ
歌う船シリーズ The Ship Series
用語や登場人物
- 用語
- 解説
- 殻人(シェル・パーソン)
- 生まれながらにして、脳以外の重度の肉体的障害を持った子供を救うために、金属の殻(シェル)にいれ、神経シナプスを外部機器と接合することで新しい人生の可能性を与えられた人たちの総称。
- 頭脳船(ブレイン・シップ)
- 殻人の成長後の選択の一つ。いわゆるサイボーグ船。
- ブローン(肉体)
- 頭脳船に乗込む非殻人(ソフト・パーソン)
メモ
- 殻人はその多くが頭脳船となるのは中央世界に対して、成人するまでにかかった費用等の借金返済に充てるため。(トラベラーっぽい)
- 通常、頭脳船とパートナーのブローン(肉体)は、1対1らしい。頭脳船側が最終決定権を持っている。(お見合いみたいなこともやる)
- 『戦う都市』のシメオンは殻人(シェル・パーソン)だが、頭脳船ではなく、宇宙ステーションに接続されている。
- 『魔法の船』のキャリエル(頭脳船)とケフ(ブローン)のコンビは、移動中にTRPGで遊んで暇をつぶしているのがおかしかった。殻人としての情報処理能力の高さと、頭脳船もあくまで「人」であると言う融通さが垣間見れる奥が深い描写だと思う。
書誌情報
歌う船
旅立つ船
戦う都市
戦う都市 上
戦う都市 下
友なる船
魔法の船
伝説の船
- この本は『魔法の船』の続編とし、ジョディ・リン・ナイが書いている。
復習の船
- この本は『戦う都市』の続編とし、S・M・スターリングが書いている。
話題まとめ
チャットログ
書評
資料リンク
リンク
TrackBack
- trackback : 「歌う船」アン・マキャフリー (時間旅行〜タイムトラベル) (2007-10-22 (Mon) 22:41:11)
歌う船[:本:] アン・マキャフリー 鋼鉄の体に柔軟な心。歌が大好きで少女ヘルヴァ 病気のために脳をとりだし、船と接続した サイボーク宇宙船の物語。
無鉄砲だけどやさしい彼女のオムニバス短編集。
船になった少女をみずみずしく書いた 傑作スペースオペラシリーズです。