ヴァルデマール年代記
- 著
- マーセデス・ラッキー
- 訳
- 山口みどり
マーセデス・ラッキーが精力的に書き続けている、ヴァルデマール国を中心とした壮大な異世界ファンタジイのシリーズ。世界設定はそのままに、時代や主人公を変えながら、おもに3部作仕様で書かれたサブシリーズは現在までに8つ以上。それらを総称して〈ヴァルデマール年代記〉と呼びます。建国紀元前1000年から建国紀元後1376年にいたるまで、2000年以上にわたる世界構築をこころみており、今後いかようにも発展の余地をのこした、作家ラッキーの野心的なシリーズといえるでしょう。(東京創元社からの案内より)
用語や登場人物
メモ
- 社会思想社から、同シリーズの「女王の矢」が刊行されていたが出版社がなくなり絶版
- 「女王の矢」が中央公論新社から新訳で復刊するとアナウンス
- 著者はマキャフリーの歌う船シリーズの「旅立つ船」で共著をしていた
- タルマ&ケスリーノシリーズでは、傭兵として雇われているとき、オフシーズン(でいいのかな)の時の過ごし方など、普段の生活描写などはかなり細かく書かれている。
書誌情報
『女王の矢』以外は創元推理文庫
タルマ&ケスリーのシリーズ
女神の誓い The Oathbound
裁きの門 Oathbreakers
誓いのとき Oathblood
Kerowyns Tale シリーズ
タルマ&ケスリーの時代から100年後の世界。主人公はケスリーの孫娘ケロウィン
運命の剣 By the Sword
『ヴァルデマールの風』シリーズ The Mage Winds
宿命の囁き Winds of Fate
失われし一族 Winds of Change
伝説の森 Winds of Fury
2007年10月刊行
ヴァルデマールの使者 The Helads of Valdemar シリーズ
女王の矢 Arrows of the Queen
社会思想社から翻訳されたが解散により絶版
新訳 女王の矢 ヴァルデマールの使者 Arrows of the Queen
2007年9月中央公論新社から新訳で復刊。