考える技法

考える技法 小論文で頭がやわらかくなる

小阪 修平

自分の頭で考えられる人はどこが違うのか?周りを唸らせるにはテクニックが必要である。投げかけられた問いの論点をつかみ、キイワードを見つけ、反論を予想しながら発想を深めていく。「文学部に行って将来役に立つのか」「先生を好きになってしまったらどうする?」といった身近な話題に始まり、「なぜ人を殺してはいけないのか」「なぜ善良な人が不幸にみまわれるのか」といった哲学的な議論にも挑戦。さまざまなテーマ、切り口で出題された小論文問題を材料に、発想のヒントをやさしく順序立てて解説する。
(「BOOK」データベースより)

用語や関連人物

小阪 修平
主に思想評論、社会評論などを著すが、自称「(哲学的思想の)紹介屋」とも。ムック的な評論集の編纂にも実績が多い。
駿台予備校では、1990年に論文科が創設されて以来、講師を勤めていた。

メモ

  • 章タイトルを見ると「関係をつかむことば」「近代的な考え方の枠組み」「ことばを分析し、対立概念をつくる」などの章題が見られる。
  • 同じ著者の『小阪の合格小論文』の方が、ワークブック的であるのに対し、『考える技法』の方は、より、ケース・スタディー的に、トピックになるキーワードを中心に構成されているようだ。

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