漱石と倫敦ミイラ殺人事件
シャーロック・ホームズシリーズのパスティーシュ小説
- 著
- 島田荘司
用語や登場人物
- 用語や人名
- 解説
メモ
- 名探偵ホームズを「実在の人物」と仮定して、ロンドンに訪れた夏目漱石との夢のコラボ。ワトソン視点からのホームズは「いつものホームズ」だが、漱石視点のホームズは……。
- 「長身のホームズが女装しているが、バレてないと思ってるのは自分だけだろう」という感じのツッコミとか、いい意味で色々とショック。
- ワトソンと夏目漱石、それぞれの文体を使い分けて書き進むが、単なるネタ本ではなく、しっかりミステリとして完成されているところは、さすがといったところ。
書誌情報
光文社文庫 漱石と倫敦ミイラ殺人事件 完全改訂総ルビ版
光文社文庫
集英社文庫
単行本
話題まとめ
チャットログ
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2006/03/20060310.html#130000
- かなりホームズが困った人で面白かった記憶がある。この話、締めがまたいい。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2006/09/20060907.html#020000
- ミステリ界のカリスマでありながら、全然賞がもらえない男・島田荘司の象徴みたいな本