地獄少女 三鼎
地獄少女 三鼎(じごくしょうじょ みつがなえ)
- 原作
- 地獄少女プロジェクト(原案=わたなべひろし)
- 製作
- 三鼎製作委員会
(アニメーション製作はスタジオディーン) - コピーライト
- 三鼎製作委員会、地獄少女プロジェクト
(「三鼎製作委員会」には、アニプレックス、東京MX、スタジオディーン、健康食品メーカーのわかさ生活が、関わっていた)
アニメ『地獄少女 三鼎』は、アニメ版地獄少女シリーズの第3期タイトル。
30分枠(各話、概ね25分ほど)。全26話。
地上波では、第2期アニメ『地獄少女 二籠』に続き。東京で東京MXテレビが、近畿広域圏で毎日放送(MBS)が、中部広域圏で中部日本放送が深夜枠放映。
他に、福岡県を放送範囲にするTVQ九州放送、関東U局のテレビ埼玉でも深夜枠で放映された。
CSではANIMAXが、日本全域に放映。こちらは、深夜枠と夜の7時〜9時代などが織り交ぜられ、リラン(再放映)では、昼の時間帯で放映されたこともある。(KIDS STATIONでは放映されなかった)
他に
BIGLOBEストリームが、有料の動画配信で加わった。
最も早い放映期間は、2008年10月〜2009年4月。
概略
用語や登場人物
- 地獄少女
- 「三鼎」では、「地獄少女」は、インターネットから広まった都市伝説の類として、それなりに知られている様子で描かれる。一般的には、「地獄少女は、恨んでいる人間を地獄に流してくれる少女で、会うことができれば、呪いの藁人形が与えられる」程度の曖昧な噂話が多いようだ。
- 第二十四話「蜉蝣」で、賽河原第四中学の校医、柴田つぐみは「私はみてきた。次の地獄少女になるはずだった女の子たち。彼女たちは、地獄少女にもなれず、かといって、自分のさだめも受け入れられず、今もまだ現世と冥界の狭間に漂っている」と語る。
- 第二十五話「ゆずき」で、地獄少女閻魔あいは、御影ゆずきに、封じられていた過去を思い出させる。そして、あいは消え、地獄少女の勤めはゆずきが引き継ぐが。
- ナレーション
- 第3期アニメでは、本編中で普通の意味のナレーションが用いられることは無い。
- ただ、毎回番組冒頭OP(オープニング)の直前に、河鍋暁斎の地獄絵(部分)と、閻魔あいや三妖怪の絵を編集構成したイメージ画像に、YOUによる、次のようなナレーションが被せられる。
さんは さんさろ わかれみち まもりたいのは おのれか ひとか とこよのゆめか
ひだのみだれは みつがなえ おわることないあびのめい ときにわけいり とびらはひらく
はらせぬうらみ はらします
(書き起こすなら次のようだろうか)
「三は三叉路、別れ道。守りたいのは、己か、人か、常世の夢か。
襞の乱れは、三鼎。終わること無い、阿鼻の鳴。時に分け入り扉は開く。
晴らせぬ怨み晴らします」
“ひだのみだれは みつがなえ”の意がとりづらい。
“あびのめい”も、「阿鼻の冥」か「阿鼻の瞑」あるいは、「阿鼻の迷」「阿鼻の謎」なども考えうる。
第一話「奪われた少女」
- 三藁
- “三藁(さんわら)”は、閻魔あいにつき従い、地獄少女としての勤めを補佐する妖怪たちの通称。メディア雑誌など、作品外情報で用いられる総称で、アニメの作中で使われた例はないはずだ。地獄流しの契約の証し、藁人形に化身することから呼ばれるようになったと思われる。
「三鼎」については、新たに加わり、山童(藁人形への化身もする)も含めて言われることもある。 - 「三鼎」では、“三藁”の主だったものたちは、賽河原第四中学の関係者として学校に潜り込みながら、地獄少女のしもべの役をこなしていく。これは、当初は、御景ゆずきの身辺と動向を観察する意図が色濃かったようだ。当初は、閻魔あいが幽体で人間界に戻ってきた意図が、“三藁”にも謎だったことは、彼らが交わす会話から窺える。
- 三鼎第十九話「雪月花」の作中では、“三藁”たちがもつ「人の誤認を誘う能力」についてが、山童の口から語られる。
- きくり(声優=酒井香奈子)
- 閻魔あいと行動を共にする妖怪の1体。ただ、他の妖怪のように、あいの意向を尊重するわけでは必ずしもない。地獄通信の任務については、トリック・スター的に事態を混乱させて喜ぶふしがある。
- 第2期アニメ「二籠」のラストかその後、人間界での実体を喪ったらしい。「三鼎」では、ぜんまい仕掛けの玩具に憑依して、肉体を得て復活した、とのこと。復活の様子は第一話Aパート序盤で描かれ、人面蜘蛛が関与しているらしい。
- 「二籠」同様、幼女の姿をしているが、ほとんどの場合三輪車にまたがっている(三輪車を離れて歩行することはできる)。また、ぜんまいが切れると、誰かに巻いてもらうまで、身動きがとれなくなる。
- きくりが、あいと行動を共にする動機は、実は、あいの次の地獄少女の役目を継ぐことにあった。この件は、「三鼎」の終盤(第21話以降)で明らかにされる。
とくに、御影ゆずきが次の地獄少女になる、と閻魔あいに告げられてからは、ゆずきに対してライバル心をむき出しにする。
閻魔あいの評価では、きくりが次の地獄少女になるのは「無理」「絶対、無理」らしい(第二十一話「うしろの正面」)。
- 一目連(声優=松風雅也)
- 閻魔あいにつき従う妖怪の1体。普段、人間の姿をとるときは、長い前髪を流して、左目を隠している青年の姿をとる。
- 「三鼎」では、第一話「奪われた少女」Aパートの序盤で初登場。うらぶれた感じのホテルで、従業員として働いている様子のところに、忽然と現れる山童に「お前、誰?」と訊くのが初登場。
- しばしば巨大な一つ目の姿を顕す。あるいは、人間の男の姿で、後頭部に大きな一つ目を見せたり、正面の顔が一つ目小僧のように大きな一眼である姿を見せることも。
- 人間のふりをするときは、石元蓮(いしもと・れん)と称すことが多い。「三鼎」では、理科教師の石元先生として賽河原第四中学校に潜り込む。
- 藁人形としては、青味がかった色の濃い人形に変化。
- 山童(声優=椎名へきる)
- 閻魔あいにつき従う妖怪の一体。「三鼎」で新登場。第一話「奪われた少女」で、人間として働いているらしい一目連の前に忽然と現れるのが初登場場面。
- 普段は、長袖のシャツと短パン姿の少年。妖怪としての姿が、はっきり描かれたことはない。
第十七話「藁の中」で観られる断片的なカットからは、無数のキノコの集合体の内に、少年の姿が溶け合ってるような姿らしい。山中を飛び跳ねるように移動する様子も描かれていて、下半身が一本脚のようになっているのかもしれない、と想像させる。あるいは、伝承上の山彦のようなイメージか(?)。 - 性格的には、おとなしく、控えめで礼儀正しい。そこが気に入られたのか、付け込まれたのか、きくりに家来のように扱われるが、きくりの言うままに従う(あいの言葉にも、もちろん従う)。
- 妖怪としての山童の素性、閻魔あいとの出会いなどは、第十七話「藁の中」で、回想的に描かれる。
第十七話には、山童が珍しくきくりの命令に従わない場面がある(おそらく作中で唯一の場面になるはず)。
- 輪入道(声優=菅生隆之)
- 閻魔あいにつき従う妖怪の1体。火焔に包まれた木製車輪の中央に、入道の顔面がある。自動車の類に自在に変化できるらしい。地獄少女が、出陣する際には、牛車に変化して乗せ宙を駆けてゆく。輪入道が変化した自動車の類は、いずれかの車輪1つが入道の顔面を持ち、火焔に包まれている。
- 人間体は、禿頭の初老の男で、年の割りには逞しい感じ。「三鼎」第一話序盤では、道路工事の現場で働いていた。そこに、きくりが呼びにきて、そのまま工事用重機を運転してついていってしまう。その後、「校務員の不破さん」として賽河原第四中学校に潜り込む。おそらく、人間としてのフルネームは、前シリーズ同様、不破龍堂(ふわ・りゅうどう)を名乗っているのだろう。
賽河原第四中学校では、校舎の敷地より一段高い山裾に校務員室として小さな一軒家が設けられている。狭い階段で校舎と行き来できるらしいこの家には、しばしば、石元先生(一目連)や、曽根先生(骨女)が、教務の間などに顔を出す。 - 校務員を装うのは、当初、御景ゆずきを観察する目的もあったらしい。はじめの内は、輪入道も、他の妖怪たち同様、あいの黄泉返りの理由がわからず、困惑していた様子だ。
- 藁人形としては、黒味がかった色の濃い人形に変化。
- 第二十五話「ゆずき」の終盤、地獄少女の勤めを、あいから継いだゆずきに助力を求められた時、輪入道だけが残留。ゆずきは「ありがとう」と、礼を言う。
- 骨女(声優=本田貴子)
- 閻魔あいにつき従う妖怪の1体。本体は、骸骨の姿らしいが、しばしば、顔の半面や体の一部が白骨化した女性の姿を顕す。普段、あいの身辺などでは、遊女風に着崩した和装姿。
- 「三鼎」第一話では、裏通りの小さなカウンターバーを1人でやっているところに、蒼い蝶の姿で幽体のあいが訪れる。その後、「体育の曽根先生(曽根アンナ)」として、賽河原第四中学校に潜入、勤務中はジャージ姿。
- 藁人形としては、赤味がかった色の濃い人形に変化。
- 閻魔あい(声優=能登麻美子)
- 蒼い蝶の姿で、現世に戻ってきた、元地獄少女。当初は、幽体(?)で、賽河原第四中学校の御景ゆずきに憑依。
- 地獄少女の勤めを果たす必要が生じると、一時的に仮の肉体を得て出陣する様子。
- しもべの妖怪たちは、新しく加わる山童も含めて「お嬢」と呼ぶ。ただ、きくりだけは、「あい」と呼ぶ。
- 閻魔あいが、なぜ、幽体で人間界に戻ってきたか、一度、放免されたはずの地獄少女としての勤めを再度始めたのはなぜかは、当初、しもべの妖怪たちにも理解できずにいた。
- 閻魔あいに幽体は、第十三話「六文燈籠」で御景ゆずきを離脱。新たに恒常的な体を得る。作中の輪入道のセリフによれば、この新しい体は「地獄からの贈り物」らしい。
- 第十九話「雪月花」で、閻魔あいは、ゆずきが“三藁”たちの記憶操作を見破ったという話を聞き「目覚めが……近いのかも」と語る。
「雪月花」ラストのエピローグ相当部分で、あいはゆずきに「あなたはいずれ、地獄少女になる」と、告げる。
以降、あいは、度々ゆずきの前に姿を顕すと、地獄通信と、地獄少女の勤め、地獄についてを、ゆずきに示唆し、ゆずきのさだめについて語る。 - 第二十五話「ゆずき」で、閻魔あいは、御影ゆずきに、封じられていた過去を思い出させる。ゆずきは、地獄少女の勤めを引き受け、あいは消えるが。
- 第二十六話「魂の軌跡」で、あいは、地獄少女となりながらそのルールを侵そうとするゆずきの前に再度姿を顕し、制止しようとする。この時、あいを押しのけるゆずきだが、「人面蜘蛛」によって地獄に流されそうになる。あいは、輪入道たちの助力を得てゆずきを救出。追ってくる「人面蜘蛛」に、ゆずきに代わり、地獄少女の勤めを引き継ぐことを申し出。受け入れられる。
- 賽河原第四中学校
- 御景ゆずきが通い、“三藁”たちが潜入する公立中学。
- 賽河原市の市域では郊外部に位置するらしく、中心市街までは支線と思しき鉄道路線で結ばれている。学校の敷地は山裾にある。
- 御景ゆずき(声優=佐藤聡美)
- 賽河原第四中学校3年生の少女。くたびれた団地の5号棟にある一室で、一人暮らしをしている。両親は「仕事の都合で遠方で暮らしている」とされている。
- ゆずきは、ある日、なぜか閻魔あいの非実体(幽体?)に憑依される(第一話「奪われた少女」)。その後、閻魔あいと交感する幻視で、地獄流しの契約の様子などを視るようになる。地獄流し決行のために、閻魔あいが出陣する場面では、あいが、憑依している御景ゆずきの内側から一時的な仮の肉体を得て生まれるようなイメージ・シーンが入る。ゆずきは、あいに憑依されたことを誰にも相談できずに1人、悩むが。
- ゆずきは、第十三話「六文燈籠」で、夏祭りの途中、霧の内大鳥居の近辺で、和服を着たもう1人の自分を目撃。近づこうとするところを「行くと戻って来れなくなる」と、柴田つぐみに止められる。
- 第十三話「六文燈籠」で、あいの幽体はゆずきから離脱。喜ぶゆずきだが、「それが新しい苦しみのはじまりだった」。あいの離脱後、ゆずきは、近辺の人間が抱く強い恨みの念を、鈴の音のような幻聴でききとるようになる。
第二十話「地獄博士 対 地獄少女」で、柴田つぐみは「幼い頃から、私は人が地獄へ流される徴として、鈴の音を聴き続けてきた」と、御影ゆずきの前で語る。 - 第十四話以降、御影ゆずきは、地獄流しの依頼を止めるように、アクセスした依頼人に積極的に働きかけるようになる。第十三話より前は、途方にくれる傍観者と言う感じだったが、親友の秋恵が地獄流しになされたことがこたえた様子は、第十四話「怨みの街角」のセリフなどで描かれている。
しかし、ゆずきから離脱した閻魔あいは、そんなゆずきの前に、度々現れ、地獄流しの依頼を止めようとしても無駄なことだ、と告げるようになる。 - 第十九話「雪月花」で、ゆずきは、“三藁”たちの記憶操作を見破るようになる。その話を聞いた閻魔あいは「目覚めが……近いのかも」と語る。
「雪月花」ラストのエピローグ相当部分で、ゆずきは、閻魔あいから「あなたはいずれ、地獄少女になる」と、告げられる。
以降、ゆずきは「地獄少女にはならない」と、あれこれ抗おうとするが。 - 第二十四話「蜉蝣」で、ゆずきは、自分の記録が消え、友人、知人たちの記憶からも消えている事態に直面。親への携帯も通じない。以前と変わらず自分を認知している保険医、柴田つぐみに、救いを求めるゆずきだが。しかし、つぐみは、これまでのゆずきの日常のすべてが「幻だった」と告げる。つぐみの言葉を受け入れず、自宅に戻るゆずきの前に閻魔あいが顕われる。
- 第二十五話「ゆずき」で、御影ゆずきは、閻魔あいによって、封じられていた過去を思い出す。そして、大鳥居の向こうからやって来る高杉秋恵の手を取ると、あいの姿は虚空に消え、ゆずきが、地獄少女になるが。
- 第二十六話「魂の軌跡」で、地獄少女の勤めのルールを侵そうとするゆずきは、「人面蜘蛛」に地獄に堕とされることになるが、輪入道たちの助力を得た閻魔あいに救出される。
- 高杉秋恵(声優=沖佳苗)
- 御景ゆずきの、賽河原第四中学校の同級生で、親友。
- 父親は、賽河原警察署署長、高杉憲久(第十三話で初登場)。
第十三話末尾で、秋恵は、ゆずきの眼前で虚空に消える。父親に対する恨みが理由で、地獄流しされてしまったのだった。 - 第二十四話「蜉蝣」では、地獄に流されたはずの秋恵の姿が、アーバンパートのラストで、御景ゆずきに目撃される。それは、ゆずきが、自分の本性に戻る目覚めの予兆であるようだ。
- 地獄通信
- 誰かに強い恨みの念を抱いている人物だけが、インターネットで、深夜0時ちょうどにアクセスできるコンテンツ。インターネットに割り込む感じの、超自然的なサイトであるはずで、恨む相手のいない者が好奇心から検索しても、アクセスはおろか、検出すらされない。
- 地獄通信の噂話が、ネットを通じ、中高生を中心に広まっていることは、「三鼎」でも、第1期、第二期のアニメ同様。ただし、「三鼎」の賽河原市では、曖昧な噂話が広く知られている半面、中高生の間では「依頼をした人間も行方不明になってしまう」など、より突っ込んだ噂を聞いている例もみられる。
- 地獄通信にあたるシステムは、安土桃山時代、地獄絵馬として営まれていた。このことは、「二籠」第十九話で描かれた。
- 「夕暮れの里」
- 第二期「二籠」の作中で、「夕暮れにつつまれた場所にある」と呼ばれた異空間。
- 「三鼎」では、閻魔あいが御影ゆずきに憑依している前半、地獄通信にアクセスできた依頼人は、あいによって、ただちに夕暮れの湖畔に引き込まれ、契約について聞かされる。地獄通信へのアクセスが深夜12時なのに、この湖畔は常に夕暮れであることからも、異空間にある、と察せられる。
- 夕暮れの里には“閻魔あいの家”もあると思われるが、湖畔との位置関係は不明。
- 契約の証(藁人形)
- 地獄通信で呼び出された閻魔あいが、依頼者に名乗った後、「受け取りなさい」と、手渡す藁人形。続けて、あいは、藁人形が「契約の証」で、ほんとうに恨みを晴らしたければ首に巻かれた赤い紐(作中では「赤い糸」と言われる)を解けばいい、と伝える。「糸を解けば、恨みの相手は、速やかに地獄に流されるわ」。
作中のセリフなどには無いが、手渡された藁人形は、いわば“仮契約の証”とみなすと理解しやすいだろう。 - 地獄流し
- 依頼人が藁人形の紐を解くと、人形は宙に飛び立つなどをしながら「恨み、聞き届けたり」という声を虚空に響かせ、去っていく。
- 「三籠」では、で依頼人が藁人形の紐を解くと、多くの場合、ターゲット・キャラの姿は忽然とかき消える。
- 地獄流しが実行させれる場合、通例、ターゲットのキャラは、まず、どことも知れない場所(「地獄のイリュージョン」)で、バーチャル・リアリティ体験のようにして三妖怪にいたぶられる“仕置き”を加えられる。そして、仕置きの終盤に閻魔あいが、毎回同じセリフで迫ると、場面は、三途の川を思わせるもやに包まれた川の場面に転換。ターゲット・キャラは、あいが艪を漕ぐ小舟に乗せられたまま、川中にそびえる大鳥居をくぐっていく。この時あいの声で「この恨み、地獄に流します」とモノローグが被さる描写が、定型。
- ただし、第1期アニメでも観られた“仕置き場面”を省略するようなエピソードは、「二籠」でも観られ、若干本数は増えている。
- 各エピソードの断片的な描写を総合すると「地獄流し」にされた人間は、現実世界では、突然の失踪として扱われる。例えば、後から遺体が発見される、などの描写はみられない。
(ただし、「二籠」の第十九話で回想的に描かれた、戦国時代の地獄絵馬では、ターゲットキャラが仕置きを受けた無残な遺体が、遺族に発見されていた)
- 第十七話「藁の中」では、閻魔あいの裁量で“仕置き”を省略することも不可能ではない様子が描かれる。同じシーンでは、作中きくりのセリフで「お仕置き」の語が聞かれる(おそらくアニメシリーズを通じて唯一の箇所)。
- 第二十話「地獄博士 対 地獄少女」で、溝呂木ショウゴは、「地獄流しがある地域で集中する傾向」があると指摘。「二籠」で描かれたラブリーヒルズの事件のことを示唆もする。
- 「地獄のイリュージョン」
- 作中、地獄流しの過程で、ターゲット・キャラが、妖怪たちや閻魔あいにいたぶられ「お仕置き」を加えられる空間のこと。
- (「地獄のイリュージョン」は、第二期「二籠」第十六話の作中でキャラのセリフで使われた表現)
- 「いっぺん、しんでみる?」
- 閻魔あいが口にする定型セリフの内、視聴者に広く知られたもの。作品外の関連商品で、Tシャツに使われたり、扇子に使われたりした。
- このセリフは、地獄流しにされるターゲット・キャラに、閻魔あいが“仕置き”場面のクライマックス(“三途の川”場面に転じる直前)で聞かせるセリフの一部抜粋。
- セリフの全体は、次のよう。
「やみにまどいしあわれなかげよ ひとをきずつけおとしめて つみにけがれし ごうのたま いっぺん しんでみる?」
(闇に惑いし哀れな影よ。人を傷つけ貶めて。罪に溺れし業の魂。いっぺん、死んでみる?) - 「人を呪わば穴二つ」
- 地獄流しの依頼では、依頼人に代償が課せられる。「人を呪わば穴二つ」。つまり、依頼をした者も、死後に魂が地獄に墜ちることが宿命づけられる。「極楽浄土へは行けず、あなたの魂は、痛みと苦しみを味わいながら、永遠にさ迷うことになるわ。死んだ後の話だけどね」。
- 代償の設定から、地獄流しの依頼は1人が1度だけという条件が導かれ、「地獄通信」画面の仕様も合わせて「1人が生涯に1度だけ、対象者1名」ということになる(この件は、第二期「二籠」第十三話「Vの悲劇」などで詳細に描かれた)。
- 「契約の刻印」
- 正式な地獄流しの依頼をして、聞き届けられた人物が、死後に魂が地獄に堕ちることを証す刻印。ターゲットが流された後、体のどこか比較的目立たない部位(多くの場合、胸元)に、小さな刻印が刻まれる。デザイン化された火焔が、太線の円に囲まれ、上部だけが円を押しのけて上方に突き出たような紋様。
- 「契約の刻印」という言葉は、第1期アニメ第二話「魅入られた少女」の作中で使われている。第1期第十三話「煉獄少女」では「地獄送りの刻印」とも。
- 名入りの蝋燭
- 原則的に各エピソードのオーラスに短く入る定型的な場面で、人名が筆で記された太い蝋燭が多数灯されている暗い空間が描かれる。画面中央手前から奥に、エピソードの依頼人の名が記された蝋燭が移動し、他の蝋燭の間に落ち着く頃、あいの声で「あなたの恨み、晴らします」のセリフが聞こえる。
- 「三鼎」では、第十九話「雪月花」で、変則的な構成位置に「名入り蝋燭の場面」が置かれている。
- 名入りの蝋燭が灯された暗い空間は、「夕暮れの里」とは又、別の異空間にあるようだ。第二期「二籠」第二十四話では、“閻魔あい”の家の土間にある大瓶の内が、名入り蝋燭の灯されている空間に繋がっている様子が描写された。
第二話「籠ノ鳥」〜第十三話「六文燈籠」
- 賽河原市
- 『地獄少女三鼎』のメイン舞台となる架空の地方都市。新宿を通る鉄道路線(京王線を思わせる)が通じている(第十四話)。
- 第十三話「六文燈籠」の作中、輪入道は骨女に「この賽河原市は、地獄に一番近い場所と言われてる」と語る。
- 「三鼎」では、第1期、第2期のアニメと異なり、賽河原市以外の場所を主舞台にしたエピソードは描かれない。ストーリーの1部に、賽河原市以外の場所を背景にしたシーンが織り込まれることはある、が、例は多くない。
- 六文燈籠
- 賽河原市の夏祭り。第十三話のエピソードタイトルも「六文燈籠」。
- 第十三話の作中、輪入道が語るところによれば、江戸時代、贖罪を求めて旅してきた罪人たちのため、神社の宮司がはじめた祭儀だという。自らの罪を書き記した灯篭に、身代わりの髪の毛を乗せ、三途の川の渡り賃として六問銭を模した札をつけて川に流した、とも。
物語内の現在では、忘れたい事を記した短冊を乗せた灯篭を川に流す風習に変化している。 - 灯篭流しの晩、灯篭を流す川の川上に立つ大鳥居に、ほんのわずかな間だけ地獄との間の通路が開く。
- 第十三話では、六文燈籠の晩、大鳥居を通って閻魔あいの新しい肉体が地獄から届けられる。
- 柴田つぐみ(声優=水樹奈々)
- 「三鼎」では、賽河原第四中学校の保険医として登場。ただし、初登場の第四話「兄貴」では、キャラクター名は不明。顔立ちもよくわからないような演出がなされる。第十三話「六文燈籠」では、御景ゆずきが「柴田先生」と呼ぶが、この時も靄のかかった夜闇のロングで、外見は今一つ定かでない。
- 柴田つぐみが、第1期アニメ、第2期アニメに登場した、つぐみの成長した姿であることは、第二十話「地獄博士 対 地獄少女」で確定的に描かれる。
作中の骨女のセリフによれば、賽河原第四中に赴任してきたのは、物語内の今よりも1年ほど前、とのこと。輪入道によれば、もう長いこと地獄流しに干渉することはなかった、とも。
- 高杉憲久(声優=銀河万丈)
- 高杉秋恵の父で、賽河原警察署署長。
- 第十三話「六文燈籠」で初登場。かつて、賽河原市の有力者に便宜を図り、傷害事件を喧嘩として処理したとして、寝たきりになっている被害者の娘に抗議を繰り返されていた。
抗議を取り合わない様子の高杉に業を煮やした感じで、被害者の娘は地獄通信にアクセスするが。第十三話のラストで、地獄流しにされるのは、高杉秋恵だった。
- 第二十六話(最終話)「魂の軌跡」では、地獄少女としての勤めを継いだ御景ゆずきに、最初に地獄流しの依頼者としてアクセスしてくるのが、高杉憲久になる。憲久は、高杉秋恵を地獄に流した真山梓を依頼のターゲットにするが、いったん藁人形を受け取った後、それを地獄少女に返却する。
第十四話「怨みの街角」〜第二十一話「うしろの正面」
- “閻魔あいの家”
- 「夕暮れの里」にある、藁葺き屋根の一軒家。外見は、古びた民家に見える。「周囲に他の家は無い」。家の近くには彼岸花が群生。少し離れて小川が流れ、あいが、地獄流しに出陣する前などに、長襦袢姿で沐浴する。
- 「三鼎」では、第十四話「怨みの街角」から登場。
- 御影ゆずきのさだめ
- 第十九話「雪月花」ラストのエピローグ相当部分で、御影ゆずきの前に姿を顕す閻魔あいは、「あなたに、抗えぬさだめがある」と、告げる。「御影ゆずき……、あなたはいずれ、地獄少女になる。それが……、あなたのさだめ」と語るあいに、ゆずきは「うそ」と呟き(私が、地獄少女)と、思う。
十九話の「ゆずきがさだめを告げられるシーン」は、通例各エピソードのオーラスで描かれる「闇の空間に名入り蝋燭の灯明が灯るシーン」の後に置かれるオーラスシーン。変則的な構成になっている。
(十九話Aパートで閻魔あいは、ゆずきが“三藁”たちの記憶操作を見破ったという話を聞き「目覚めが……近いのかも」「そろそろ伝えなくちゃ……、あの子のさだめを」と、語っていた) - 第二十話「地獄博士 対 地獄少女」で、御影ゆずきは、柴田つぐみに地獄少女のことを知っているのか? と訊くが黙殺される。後、ゆずきは、閻魔あいとつぐみが、再会し互いに挨拶を交わす場面に居合わせる。
第二十話の後半、柴田つぐみが地獄流しにされそうになり、ゆずきは理不尽な地獄流しの不当さについて、あいに「あなたは何も考えないの? そういうこと」と訊ねるが、あいはそっけなく「考えなかったと思う?」とだけ応える。虚を突かれる幹事のゆずきだが、いよいよつぐみが地獄流しされそうになると「これが地獄少女のすることなの? こんな間違ったことなんて、あたし絶対したくない」と言い、「柴田先生、先生、流されちゃうんですよ、何の罪も無いのに!!」と叫ぶ。が、つぐみは「罪が無い、わけじゃない」と応じる。「私は、一ちゃんのことを……だから、そうなっても構わない。もう1人でいるのも、疲れちゃったし」とも。
第二十話のラストで、御影ゆずきは、柴田つぐみに、先生も地獄少女になるさだめだったのではないか? と、訊く。この時、つぐみは直接的な答えは避けつつ「さだめとは、本来抗えぬもの。私はそう思っているわ」とのみ応え、立ち去る。残されたゆずきは「私は嫌! さだめって何? 誰がそんなもの決めるの!?」と叫び、「どうすればいいの、私……」と呟く。このやりとりの描かれる場面は、変則的に三途の川(大鳥居)の場面と、名入り蝋燭の場面の間に挿入される構成。 - 第二十一話「うしろの正面」で、依頼人の依頼を止めようとする御影ゆずきに、閻魔あいは「あなたには止められないわ」と言い「本当の地獄は人の中にある。あなたの中にもね」と、告げる。
- 第二十二話「華と月」で、御影ゆずきは、地獄少女に告げられた言葉について、混乱した質問を柴田つぐみにぶつける。しかし、つぐみは「あなたの心の一部は地獄に魅せられている」と断定的に語り、否定しようとするゆずきに「絶対無いと言える?」と、追い討ちをかける。
- 第二十二話では、受験シーズンを控えた頃の賽の河原四中が描かれる。進路志望などについての話題をきっかけに、ゆずきは過去の記憶を断片的に思い出しはじめる。
- 第二十三話「日暮れ坂」のAパート冒頭で、御影ゆずきは柴田つぐみに、もう地獄通信には関わりたくない、普通に暮らしたいと語り、続く作中でも、鈴の音や“三藁”たちを頑なに無視しようとする姿勢をみせる。
第二十三話のオーラスエピローグに相当するパートで、放課後下校途中の御影ゆずきは、賽河原市街頭の雑踏の間で地獄少女と邂逅。幾つもの鈴の音が響きあう幻聴の内、ゆずきの前に姿を顕すあいは「まだ、逃げるつもり」とゆずきに語りかける。ゆずきは「人が、人を恨むことも、恨まれることも止められないって言ったわよね」と応える。「地獄は人の中にあるって……。だったら地獄通信なんて意味ないじゃない。いっそ放っておいてくれればいいじゃない。私のこと放っておいてよ。私、高校に行くんだから。皆と一緒に高校に行って、部活して、彼氏も作って、普通に生きたいの。地獄少女になんか絶対ならないんだから」とゆずき。そんなゆずきに「あなたは私を憎んでいる」と、あい。「あなた、私を地獄に流したいんでしょ」と言うと、姿を消す。 - 第二十四話「蜉蝣」で、ゆずきは、自分の記録が消え、友人、知人たちの記憶からも消えている事態に直面。親への携帯も通じない。地獄に流されたはずの高杉高杉秋恵が現われ「どうして、助けてくれなかったの?」と訊かれた直後、ゆずきは、自分を地獄少女にしようとする、閻魔あいの仕業、と考えるが。
ゆずきは、以前と変わらず自分を認知している保険医、柴田つぐみに、救いを求める。しかし、つぐみは、これまでのゆずきの日常のすべてが「幻だった」と告げる。「あなたはもう、この世のものじゃない」と語るつぐみの言葉を受け入れないゆずきは、「あの鳥居の向こうにだけは」と言いかけるつぐみの前を去って行く。自宅に戻るゆずきの前に顕われる閻魔あいは「わかった?」と、ゆずきに訊ねるが。
- おばあちゃん(声優=松島栄利子)
- 閻魔あいが「おばあちゃん」と呼ぶキャラクターは、常に、「夕暮れの里」の閻魔あいの家で、奥の間にいる。常に、障子越しに映る影でしか描かれず、いつも糸車を回している。
- アニメ解説書籍などで「閻魔あいの祖母」とされることもある。が、作品をみると、あいとの血縁関係は疑わしい。と言っても、あいとの因縁は“三藁”の妖怪たちほどにも定かではないのだが。
- 「三鼎」では、第二十話「地獄博士 対 地獄少女」のみに登場。障子越しに「あい、又、戻って来たんだねぇ」とあいに語りかけ、「そうねおばあちゃん」と応えられると、「あいは、そのこと、望んでいたかい?」と訊ねる。
- 『真実の地獄少女』
- 第1期アニメで、地獄通信と地獄少女を追ったフリージャーナリスト、柴田一(柴田つぐみの父)の著作。
- 「三鼎」では、第二十話「地獄博士 対 地獄少女」に登場、地獄博士こと溝呂木の秘書、桔梗は「地獄少女について、唯一真実に迫ったと言われる」と語る。柴田つぐみは、桔梗に案内され、溝呂木義邸へ。
地獄の存在に魅入られた溝呂木本人は、『真実の地獄少女』の著者、柴田一を敬愛している、と語る。溝呂木は、『真実の地獄少女』の記述を手がかりに地獄通信についてかなり調査していた。
- 第二十六話「魂の軌跡」で、地獄通信への依頼者として再登場する高杉憲久も、『真実の地獄少女』を読んでいたようだ。
第二十二話「華と月」〜第二十六話「魂の軌跡」
- 地獄少女御影ゆずき
- 第二十四話「蜉蝣」のラストで、御影ゆずきの周囲の幻想は次々に破れ、ついに自宅の幻想も破れる。しもべの妖怪たちを伴った閻魔あいが顕れ「わかった?」と訊ねるが。
第二十五話「ゆずき」の冒頭で、御影ゆずきはなお顕になった現実の方を、閻魔あいによる魔法(幻想)と考え、こんなことをしても無駄よ、と言う。しかし、あいが、生前のゆずきの暮らしを再現してみせると、ゆずきも自分の本性を思い出す。
気がつくとゆずきは、三途の川の果て、大鳥居の前に。大鳥居の向こうから「ゆずき」と呼びかける人影をみると秋恵がいる。秋恵が差し伸べる手をゆずきがとると、閻魔あいの姿が虚空に消え、御影ゆずきは地獄少女の装束に変じる。ゆずきは、あいのしもべたちが見つめる前で1人語りに語る「地獄少女が必要だってことが、やっとわかった。私は運命を受け入れる。世の中に見捨てられた私が、これからはあいに代わって、この世界を清めるわ」。「清める?」と一目連。ゆずきが構わず「秋恵、約束する。私はあなたのような罪の無い人を流したりしない」と続けるが、骨女は「その子の魂は地獄に堕ちた。今はただの案内人だよ」。ゆずきは「あなたたちの主は消えた。これからは私を手伝ってくれるわよね」と言うが、まず、骨女が続いて一目連が、無言でゆずきの前を去る。次いで、きくりが去って行くが、去りがたい様子でいる山童をひっぱっていくのでやや遅れる。結局、残った輪入道に、ゆずきは「ありがとう」と礼を言う。
そして、ゆずき、秋恵、輪入道は、ゆずきが幻想に包まれて暮らしていた廃アパートに移る。深夜12時に依頼メールを受け取り「仕事よ」とゆずき。 - 第二十六話「魂の軌跡」で、依頼人の高杉憲久に藁人形を返された後、御影ゆずきは、自ら真山梓に制裁を加えようとする。輪入道が、止め、再度、姿を顕す閻魔あいも「それは許されないわ」「地獄少女の勤めにもルールがあるのよ」と、告げるが、ゆずきは「私には私のルールがある」と、あいを押しのけ去って行く。
この後、ゆずきは「人面蜘蛛」によって地獄に堕とされそうになるが、輪入道たちの助力を得たあいが顕れ救出される。 - 人面蜘蛛(声優=柴田秀勝)
- 背中の文様のようにも見える3つの目を持つ小さな蜘蛛。実は、地獄少女の行動を監視する、地獄の意思の化身。「三鼎」では、きくりの内部に潜んでいたらしい。
「人面蜘蛛」は、地獄少女のルールを侵そうとするゆずきを異空間に引きこむと、納得できないと言うゆずきに「地獄少女に心はいらぬ」と言い「お前には地獄に堕ちてもらう」と宣告。そこに閻魔あいが、輪入道たちと共に顕れ、ゆずきを連れ去って行く。 - 「人面蜘蛛」が戦国時代に、蘇ったあいに地獄少女の勤めを命じ、閻魔あいと名づけたことは、第1期や第2期のアニメで描かれた。
- 「人面蜘蛛」は、番組のED(エンディング)などで、声優のキャスト・ロールに見られる呼称。作中、この蜘蛛を特定する名は使われていない。
- 用語や登場人物
関連する用語
- 「月華-tsukihana-」
- 『地獄少女 三鼎』OP(オープニング曲)。
- 作詞=北出菜奈、作曲=Velvet romica、編曲=- 根岸孝旨、アーティスト=北出菜奈
- 「月華-tsukihana-」歌詞(歌詞タイム)
- 「いちぬけ」
- 『地獄少女 三鼎』ED(エンディング曲)。
- 作詞=三重野瞳 、作曲=浅見昴生、編曲=浅見昴生、アーティスト=能登麻美子
- 「いちぬけ」歌詞(歌詞タイム)
- 「夏のエンジェル」
- 『地獄少女 三鼎』挿入歌。
第三話「腐った果実」で初使用。
- 作詞=川崎ヒロユキ 、作曲=金巻兼一、編曲=金巻兼一、アーティスト=高垣彩陽 as 森山ジュン
- 「ふたりの珊瑚礁」
- 『地獄少女 三鼎』挿入歌。
第三話「腐った果実」で初使用。
- 作詞=川崎ヒロユキ 、作曲=金巻兼一、編曲=金巻兼一、アーティスト=高垣彩陽 as 森山ジュン
- スタッフ
- 原作=地獄少女プロジェクト(原案=わたなべひろし)
- プロデューサー=松木あい
- 製作=三鼎製作委員会、地獄少女プロジェクト
(アニメーション製作はスタジオディーン) - 総監督=わたなべひろし
- シリーズ構成=金巻兼一
- 総作画監督=岡真里子、秋山由樹子
- キャラクター・デザイン=岡真里子
- 美術監督=小木斉之
- 色彩設計=松本真司
- 楽曲製作=藤澤健至
- 「地獄配信」
- 『地獄少女三鼎』の、地獄少女公式サイト「地獄通信」を通じて配信されたインターネット・ラジオ番組。声優、能登麻美子がアニメのキャスティング通り、地獄少女、閻魔あいを演じて、隔週ペース(全12回)で配信された。
- 関連する用語
- 解説
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