TBSテレビ

TBSテレビ(株式会社TBSテレビ,Tokyo Broadcasting System Television, Inc.)は、日本のテレビ放送局。関東広域圏を放送対象地域とする一般放送事業者。本社は東京都に所在。略称「TBS」。

現在は、持ち株会社である株式会社東京放送ホールディングスの連結子会社(ホールディングスが、TBSテレビの株式を100%保有)。

かつては、民放キー局としては唯一のテレビ・ラジオ兼営局で、「民放キー局の雄」とも呼ばれた。1970年代には日本の民間放送界をリードする存在と目され、1978年には民放史上初の視聴率三冠王を達成。しかし、1980年代後半から1990年代にかけて、大規模な番組編成改編や、会社組織の変更が何度かおこなわれた。

  • 1955年、ラジオ東京が、地上アナログテレビジョン放送の本放送開始。当初「KRテレビ」、「ラジオ東京テレビ」などと呼ばれた。
  • 1959年、ニュースネットワークとして「JNN(Japan News Network)」を結成。
  • 1960年、株式会社東京放送と社名を改称。この頃、「東京テレビ」「東京ラジオ」という呼称を採用。
  • 1961年、社名呼称を「TBS」に統一(以降、同社では公用文等を除き、原則「東京放送」を使用しない)。
  • 1975年、TBS-MBSの新してテレビ放送ネットワークがスタート。テレビネットワークのいわゆる“腸捻転”が解消された。
  • 1989年、テレビでクリアビジョンの本放送を開始。
  • 1998年、CSの「JNNニュースバード」放送開始(後、2006年に「TBSニュースバード」に名称変更)。
  • 2000年、東京放送、分社化して事業を分割。テレビの娯楽番組制作を行う株式会社TBSエンタテインメント(現在の株式会社TBSテレビ)、テレビのスポーツ番組制作を行う 株式会社TBSスポーツ、ラジオ現業部門の株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズ、3つの連結子会社を設立。
  • 2001年、東京放送は情報番組、情報生番組の制作を行う連結子会社として、株式会社TBSライブを設立。
    2001年、東京放送は、呼出名称を「東京放送」から「TBSテレビジョン」に変更。
  • 2002年、CS放送局「TBSチャンネル」放送開始。
  • 2003年、地上デジタルテレビジョン放送の本放送開始。
  • 2004年、東京放送はTBSエンタテインメントを存続会社とし、TBSスポーツ、TBSライブのテレビ子会社3社を合併、株式会社TBSテレビに商号を変更。放送、経理以外のテレビジョン放送事業全般を一社に集約し業務委託する業態に。
  • 2005年、地上デジタルテレビジョン放送、アナログテレビジョン放送の送出を簡易マスターから統合型マスターに移行。
  • 2005年、PCおよびSTB利用によるブロードバンドテレビ向けの動画オンデマンド配信サービス「TBS BooBo BOX」を開始。
  • 2006年、生番組のほとんど全部がハイビジョン化される。地上波デジタルテレビジョンワンセグの本放送を開始。また、テレビのサービスエリアである関東区域内の報道取材が原則としてすべてハイビジョン化される。
  • 2008年、PCおよびSTB利用によるブロードバンドテレビ向けの動画オンデマンド配信サービス「TBS BooBo BOX」を「TBSオンデマンド」にリニューアル。
  • 2009年、東京放送は株式会社東京放送ホールディングスに商号を変更し認定放送持株会社に移行、同時にテレビ放送免許を含むテレビ放送事業をTBSテレビに分割し承継。TBSテレビが一般放送事業者となり同時に略称のTBSも継承した。

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「テレビネットワークの腸捻転」
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