BAMBOO BLADE
BAMBOO BLADE (バンブーブレード)
バカで貧乏でゆるい若手の教師(剣道部顧問)が、先輩との賭で、女子剣道部を勝たせなければならなくなったのだが、可動人員は女子部長一人。そこで起死回生のために声をかけたのが、ヒロインである天才剣士。彼女を剣道部に引き込むところからすったもんだの連続、主人公のダメっぷり満載なナンセンス展開。笑って軽快に読んでいけます。
- 何気なく何度も読み返してしまう。危ない。
- なんの前振りもなく琴線に触れる描写が出てくるので不意打ちは卑怯ナリ。
用語や登場人物
室江高
- 石田虎侍
- 先生。コジロー。主人公?中田曰く、ダメな大人、なんていうかダメダメだなぁ、とのこと。だらしなくて金に困ってるが、部員の悩みを的確に捉えてアドバイスするなど、いい先生。でもダメな大人。生徒にお昼たかるのは止めた方が良い。
- 川添珠姫
- 1年。レッド。タマちゃん。コミュニケーションに難ありの天然系、アニメ特撮オタク。天才のくせに剣道に興味がない。それは幼少の頃から父が師範をする道場でやっているため。彼女を剣道に走らせる動機は常に「悪から正義を守るため」で、その信念を幼少のみぎりに彼女に植え付けたのが、「超剣戦隊ブレードブレイバー」という特撮番組だったらしい。
- 千葉紀梨乃
- 2年。イエロー。部長。ユルい性格で面倒見のいい部員みんなのお姉さん的存在。ただし一旦集中すると(それが滅多にないのだが)、トランスキリノと化し別人のような強さを見せる。家は御惣菜屋さん。なお、家族揃って美形らしい。
- 桑原鞘子
- 2年。ブルー。思いこみが激しいアホの子だが、繊細。小説にハマったりギターにはまったりしては才能の壁にぶつかる不憫な子。身長は高いが気が強いわけではなく、ヤンキーモードのミヤミヤにびびっていた。高校入学後から剣道を始めるが、何かにつけて入部→退部→入部のサイクルを繰り返している。
- 宮崎都
- 1年。ピンク。ミヤミヤ。ヤンキー少女だが彼氏であるダン君の前では清純な乙女。ダン君と一緒だから、という理由で剣道部に在籍していたが、相手を存分に叩けるという理由でSに目覚めた。料理が上手だが、それは致命的に料理がへたな姉の料理で死ぬのを避けるため、やむなく身につけたもの。その清楚な外面からピンクにされるが、おおむねブラック。
- 東聡莉
- 1年。グリーン。サトリン。鞘子がアホの子なら、サトリンはヤングガンガン一のアホの子である。面倒見が良く気もきいて努力も惜しまないが、全く報われない致命的なドジッ子。視力は2.5あるのに、「賢く見えるかも」という理由でメガネをしている。剣道の腕もかなりのもの。成績があまりに悪いため当初は剣道部に入っていなかった。ミヤミヤの誘導にまんまとひっかかり、剣道部入りする。
インターハイ予選では、お弁当と間違えてセガサターンを持ってきたり、勧められるままおかずを食べまくり、肝心の試合を腹痛で苦戦した。また、折りたたみ傘と間違えておじいさんの携帯ステッキを持ってきたりしている。
- 中田勇次
- 1年。男子部員。小学校の頃は川添道場に通っていた。成績優秀、性格もよく剣道も強い完璧超人だが、成績ではダン君に負け、剣道ではタマちゃんに及ばない自称凡人。
- 栄花段十朗
- 1年。ダン君。どんどんディフォルメされて頭身が縮んでいくマンガみたいな顔の男。ミヤミヤの彼氏。しゃべり方はウザいが、ミヤミヤを誰よりも理解し、その大きな愛wで包み込むナイスガイ。
絵も上手で、美術の時間に「自分の好きなもの」というタイトルでミヤミヤの絵を描いた。部室に飾っている。
町戸高
- キャラ立ってるのに出オチばかり……つ∀`)
- 石橋賢三郎
- 町戸高剣道部顧問(もう一校掛け持ちしている)。コジローの先輩。高校時代、コジローに負けたことを根に持ち、その大会のトロフィーの所有権をいまだに主張する。トロフィー取り返したさに、コジローに賭けを持ちかけ、それが物語の発端となった。
- 原田小夏
- メガネッ子。2段持ち。町戸高のナンバー2だが、相手がタマちゃんだったので不憫なことにあっさり負けた。練習試合当日、待ち合わせ場所にきっちり居たのは彼女だけである。
- 浅川明美
- 彼氏とケンカ中の次鋒。試合が終わるとさっさと帰ってデートしに行った。練習試合当日、横尾に捕獲された状態で現れた。
- 西山佳恋
- 上背と、大将クラスの貫禄を併せ持つヘタレ。実力は町戸で一番とのこと。追い詰められないと実力が出せない。練習試合当日、校門に隠れており、石橋たちと目が合った瞬間、逃亡を図った。
- 安藤優梨
- ブラック担当。ぎりぎりの反則と引き技が得意。しかし馬鹿正直なキリノの「先先の先」に二本取られ敗れる。かなりの低血圧らしく、練習試合当日、迎えにきた石橋と原田に、パジャマ姿で寝ぼけたまま応対した。
- 横尾摩耶
- 大将。一人二役で大将として出場した武礼葉(タマちゃんの偽名)と対戦し、秒殺される。練習試合当日、浅川を捕獲してやってきた。
成明高
- 練習試合に室江高にやってきた。
- 小田島礼美
- 写真部員。ミヤミヤとは中学が同じ。ミヤミヤのファンでストーカー。
- 林忠明
- 剣道部顧問。七段。作中で唯一ディフォルメされない人物。アニメ版では、コジローが「ハヤしびれるゥ」と絶賛している。
- 小川芽衣
- 一年。練習試合が終わったらやめようと思っていたが、タマちゃんのかっこよさに憧れ、もう少し続けようと思い始める。直後、ミヤミヤと対戦し、ガシガシ打ち込まれ、心が折れそうになる。なお、合同稽古の際に、「タマかっこいい」という名言を残している。
東城高
- インターハイ県北予選リーグで対戦。
- 小西
- 大将。糸目のイヤな子。奸計を用いてタマちゃんにケガをさせる。怒ったタマちゃんは無意識にアトミックファイアーブレード(突き)を放ち、小西を恐怖で震え上がらせる。試合後、「あんな怖い思いをするなら負ければよかった」と考え、改心した。
- 小西親衛隊
- 小西親衛隊(まんまや)
- 青木
- 先鋒。サトリンと対戦。足さばきが得意で、自ら「朧蜜蜂」と名付けている。
- 寺地
- 次鋒。ミヤミヤと対戦。この試合、ミヤミヤは邪念が抜けていい感じに戦っていたが、小田島礼美の姿を発見し激しく動揺。その隙に二本取られて負けている。
- 佐藤
- 中堅。特に出番はない。
- 井口
- 副将。
桃竜学院高校
- 榊心(さかき・うら)
- 中学時代、玉竜旗大会で個人戦・団体戦ともに優勝する程の腕を持つ。現在(2年生)、剣道部には在籍していない。バトルヒーローシリーズのブラックデュランが好きなのかもしれない。なお、剣道を辞めた理由は「男」だと断言している──が、彼氏ではなさそう。
川添道場
- タマちゃんのパパ
- 川添椿
- タマちゃんの母。故人。榊心の父と何か縁があるらしい。タマちゃんにとって、強く優しい理想の女性。腕前は相当なもので、見る人を魅了するその剣はタマちゃんに受け継がれている。
- 鈴木リン
熱血バニッシュ学園
- バラエティTV番組。通称バニ学。ひょんなことから室江高校剣道部が取り上げられることに。
- 大江浩造
- バニ学プロデューサー。可愛い女の子が好きな、おちゃめなオッサン。最近の番組作りにはつまらなさを覚えている。
- 沢宮エリナ
- バニ学出演でブレイク中のタレント。運動能力の高さから部活動ロケにもすぐ順応してしまい、リョーコの負けず嫌いをよく刺激する結果に。剣道部とのロケでは……
- 戸田涼子
- リョーコ。エリナをいつもライバル視しているが、なかなか勝てずにいる。剣道部とのロケこそはともくろんでいる。
- 松本春香
- バニ学アシスタントも務めるアナウンサー。最近では某タレントとの熱愛の噂も。
剣道小町&女子五剣聖
- どちらもかつてテレビで取り上げられた、"剣道が上手い"女子剣道部員たち。
- バニ学の剣道部企画に合わせて呼び集められるが、皆はそろわなかった。
- 榊心
- 剣道小町が一人。再掲。
- 石塚塔子
- 剣道小町。剣道部部長。じゃじゃ馬な性格だが、剣の腕は確か。
- 中村みるか
- 剣道小町。北海道出身の大学生。恋多き乙女。かつては剣一筋だったが今では恋とのバランスも上々?
- 末野将子
- 女子五剣聖。ストイックに剣に生きる剣道家。ウラとの対戦を心待ちにしている。
メモ
書誌情報
ヤングガンガンコミックス
BAMBOO BLADE B
- 作画
- スタジオねこ
バンブーブレードOFFICIAL FAN BOOK
TVアニメバンブーブレード公式ガイドブック
小説 BAMBOO BLADE ヤングガンガンノベルズ
1 合宿と呪いの竹刀
2 小さな姫と遠い記憶
BAMBOO BLADE バンブーブレード アニメ版設定資料集
バンブーブレード(アニメ版)の設定資料集だよ。室江高校剣道部メンバーの道着姿から制服姿、竹刀などの小物設定まで掲載した、豪華な内容です♪
BLADE ファンブック (祝)
サントラ
バンブーブレード DVD
ドラマCD
そのほか
話題まとめ
チャットログ
- http://kataribe.com/IRC/KA-01/2006/03/20060305.html#010000
- 「BAMBOO BLADE」にはまっております。2巻の表紙を見て、1巻を衝動買いした。
- http://kataribe.com/IRC/KA-04/2006/04/20060430.html#010000
- キャラに勢いがあって、ステレオタイプなんだろうけど納得力が与えられて上手くアレンジされてキャラ作りされてる。