陰陽師九郎判官
コバルト文庫で田中啓文、陰陽師で義経、とんでもない組み合わせですが、さらにクトゥルフ神話の味つけも加えて、例によって地口小説でもあり、西洋魔術師がわんさとなんか出てきます。
筋立てはストレートなので、そのへんを笑って楽しめれば結構おすすめ。。
- 著
- 田中啓文
用語や登場人物
- 源義経
- 主人公。陰陽術も齧っている。
- 馬李阿(まりあ)
- 金髪碧眼の美女。晴明の曽孫。
- 安倍晴明
- 義経の実の曽祖父。
- 蘆屋道満
- 200年を経て復活。その正体はアシャドという女。
- 安倍泰親
- 晴明の五代孫。陰陽頭。平清盛を蘇らせる。
- アーサー・クロウ・ホーガン
- 鴉男。九郎判官を名乗り辻斬りをしてディアナ・サイレンスを探す。魔道師。
- 静
- 白拍子。ディアナ・サイレンス。イギリスの封魔師。
- 那須与市
- 玉藻前の血を引く。
- 壇ノ市
- 琵琶法師。貝の化身。
- クスリさま
- 鶴家に眠るもの。
- 用語や人名
- 解説
メモ
- コバルトらしからぬとはいえ、グロはいつもより抑え目。
書誌情報
話題まとめ
チャットログ
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2003/10/20031024.html#100000
- コバルトでどう書くのだろう。バカネタ入りシリアス陰陽バトル、といった雰囲気だったような。
- http://kataribe.com/IRC/OM/2006/09/20060926.html#010000
- 義経が晴明の子孫でイギリスから来た連中とかと戦う。最後には鶴家に眠るものを蘇らせようとするのを阻止する。例によって駄洒落満載。