講談社
日本最大の出版社。戦前には雑誌の発行部数で全日本の七割をしめたこともある。
傘下に、関連出版社多数も抱える。他に、系列企業を併せ、いわゆる「音羽グループ」を構成。
出版関連企業だけで「講談社グループ」も形成しているが、普通「音羽グループ」は「講談社グループ」よりも広い範囲の企業グループを指す。音羽グループとされる企業には、光文社、日刊現代、キングレコードがある。
関係会社
講談社グループ
- アスク講談社
現在のアスクは、設立当初、講談社と資本折半で創設され「アスク講談社」と名乗っていた。その後、資本関係が整理され、アスクは、講談社グループを離脱。
音羽グループ
公募・賞
刊行物
レーベル
- 講談社文庫
- 講談社文芸文庫
- 講談社英語文庫
- 講談社X文庫
- 講談社X文庫ティーンズハート
- 講談社X文庫ホワイトハート
- 講談社ノベルス
- ブルーバックス
- アフタヌーンKC
- 講談社選書メチエ
- 講談社BOX
- 講談社学術文庫
- 講談社BOXピース
- シリウスコミックス
シリーズ
雑誌
その他書籍
メモ
- 1909年に創業された大日本雄辯會が前身。
- 大日本雄辯會は、いわゆる「弁論雑誌」を主に刊行する出版社だった。
- その後、講談小説本、講談雑誌も刊行。
- 1911年、雑誌「講談倶楽部」を刊行。その後しばらく、版元名として「講談社」の名が「大日本雄辯會」と併用された。
- その後刊行された「少年倶楽部」は、2次大戦前の、いわゆる「少年小説」の主力雑誌になった。
評論家の徳富蘇峰は、戦前、講談社を「私設文部省」と評したことがある。「講談倶楽部」「少年倶楽部」が念頭にあったと思われる。
- その後刊行された「少年倶楽部」は、2次大戦前の、いわゆる「少年小説」の主力雑誌になった。
- 1925年、「大日本雄辯會講談社」と社名を変更。
- 1938年、会社組織が株式会社形態に。
- 1958年、現行の「株式会社 講談社」に社名変更。
- 2002年、同社としては戦後初の赤字決算。
- 2006年、売上高で業界最大手の座を小学館に譲る。
- 2007年、売上高で業界最大手の座を小学館から奪回。