葉緑宇宙艦テラリウム
植物コンピューター制御の中古宇宙船に乗って造園業を営みつつ、旅をしてすったもんだというスペースオペラ。
- 著
- 夏緑
用語や登場人物
- カルチベーター
- 作業用ポッド。もっぱら、堆肥をかき混ぜたりとか農作業に使われる。
- ヒロイン
- 15ぐらい。火星で強制労働くらってたところを脱走したところでドサクサに紛れて船に。コンピューター制御じゃない旧式機器を扱うのに無上の喜びを覚えるつー、薄幸な娘。めげないけど。
- オーナー
- 元エリートなれどドロップアウトした若造。どうみても中年みたいな言動しかしない。
- 植物コンピューター
- ナノマシン系の制御装置が基本となっているため、もはや持ち主がいなくなった時点で廃棄予定。極めて口悪し。オーナーを脅すし、嫉妬もする。
- 用語や人名
- 解説
書誌情報
亜麻色の重鋼機(カルチベーター)乗り
真珠色の機甲天使(ホーリーエンジェル)
今回は火星軍VS宇宙軍の戦争勃発? 里帰りしたハイラインは……。
瑠璃色の水妖姫(マーメイド)
観光衛星トリトンにやってきたテラリウム号の一行は、ひょんなことでついたとたん刑務所に送られる羽目に。灰色の刑務所生活にも欠片もめげないハイラインは、勘違いの果てに、ぼやくヒースをパートナーに連続殺人犯とデスマッチする羽目に?
話題まとめ
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2002/08/20020831.html#030000
- 『葉緑宇宙艦テラリウム—亜麻色の重鋼機乗り』の紹介と感想。最初の戦闘では、銃うった反動で軌道ずれて死にかけたりとか。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2002/10/20021003.html#110000
- 『葉緑宇宙艦テラリウム—亜麻色の重鋼機乗り』は、いろんな小さなネタがラストに集約されカタルシスのある、手慣れた組み立て。ライトノベル的にキャラは立ってるかな。建設重機なメカもステキ。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2002/11/20021125.html
- 『葉緑宇宙艦テラリウム 真珠色の機甲天使』読了。エンディングの伏線のはりぐあいをみると、どうもシリーズ化っぽい。いつまでたってもビンボくさいテラリウム号のメンツがいい感じでした。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2003/02/20030223.html#020000
- 『葉緑宇宙艦テラリウム(3) 瑠璃色の水妖姫』は2に比べるとコミカルさは少し控えめ。1に登場した千人委員会の影がちらほらと。といった感じで話しがすすみますが、2を読んでいないと話しの流れがちょっとわかりにくいかも。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2003/08/20030825.html#030000
- 葉緑宇宙艦テラリウム は読んだ。いろいろと、こなれたドタバタなスペースコメディで、かつ色々としっかりしていた。