落語百選

麻生芳伸

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解説

書誌情報

ちくま文庫

落語百選 春

金がないならないなりに粋にやろうというのが江戸っ子の心意気。玉子焼きはタクアンでかまぼこは大根、もちろん酒は番茶。近々いいことがあるようだ。「湯飲みのなかに、酒柱が立ってます」。おなじみ「長屋の花見」をはじめ「饅頭こわい」「花見酒」などのんびりと春の気分が漂う25話を収める。

落語百選 夏

「刀が一本」「長剣か短剣か」「じゃんけん」「じゃんけんなんてえものはない。長いか短いか」「いいかげん」(出来心)。軽くすばやいやりとりも江戸の落語の痛快なところ。愛すべき人々やお化けたちが続々登場するこの巻は「一眼国」「二十四孝」「お化け長屋」「あくび指南」など25話を収める。

落語百選 秋

落語百選 冬

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