若き女船長カイの挑戦

若き女船長カイの挑戦 Vattas War

エリザベス・ムーン
斉藤伯好
月岡小穂(三巻の共訳)

用語や登場人物

用語や人名
解説

メモ

  • 各キャラクターにしっかりと焦点が当たっていて、無駄なキャラクターがほとんど居ないのはすごいと思った。
  • 特に、カイの退学になったのを取り戻して見返してやりたいと感情や、背伸びしたいという焦りがひしひしと伝わってくる。
  • 内容的にはあんまりガチガチの概念系のSFじゃなく、さくさくとおいしく読めます。スペースオペラ時代小説軍事小説を良いとこ取り。
  • カイが「もったいない」って感性を持ってるのも共感持てるところ。

書誌情報

ハヤカワ文庫SF

栄光への飛翔

ヴァッタ商会の娘カイラーラ・ヴァッタは、ある日突然、士官学校を退学になった。理由に納得できないカイを見て父親は、スクラップにする船と優秀なクルー、そしてグレイシーおばさんの“宇宙一まずいフルーツケーキ”を持たせ、船をスクラップにするための処女航宙へと送り出す。最初は乗り気ではなかったものの、航宙の最中でこの船を自分のものに出来ないかと様々な方法を考え、実行に移すカイ。その途中で請け負った農耕機械を買い付けていたとき、星間通信装置と宇宙ステーションが宙賊によって攻撃を受ける。何とかその爆発から逃れた船とカイだったが、本当の困難はこれからはじまるのだった。

復讐への航路

前巻の直後。ヴァッタ商会の誰もが一息ついたと思ったとき、商会が何者かによって襲撃される。次々に犠牲になる家族。その情報を受け取ったカイは、一人でもその相手と戦う決意をする。

明日への誓い

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書評

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