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ページの作成:「== デュラララ!! == ;著 :成田良悟 ;構成 : *プロローグ *第1章 『影』 *第2章 首無しライダー 客観 *第3章 首無しラ...」
== [[デュラララ!!]] ==

;著
:[[成田良悟]]

;構成
:
*プロローグ
*第1章 『影』
*第2章 首無しライダー 客観
*第3章 首無しライダー 主観
*第4章 街の日常 昼
*第5章 街の日常 夜
*第6章 矢霧製薬 上層部
*第7章 矢霧製薬 下っ端の下っ端の下っ端
*第8章 ダブルヒロイン 園原編
*第9章 ダブルヒロイン 傷娘編
*第10章 『ダラーズ』開幕
*終章 『ダラーズ』閉幕
*エピローグ 日常 表
*エピローグ 日常 裏

=== 概略 ===
;プロローグ
:ストーカー女に、独り暮らしの自室に侵入されてしまう誠二(矢霧誠二)。誠二に頼られた姉(矢霧波江)は、部下二人を連れ、誠二の部屋にやってくる。見てはならないものを見てしまったストーカー女の身体をバッグに詰めて運び出していく部下の人は。誠二は、姉はに抱きしめられ「誠二、貴方は何も心配する事はない。全部姉さんに任せて、ね?」と言うのを聞きながら、のびきったラーメンを食べるのだった。
:“ これは、歪んだ歪んだ物語。<br /> 歪んだ、恋の物語。”
;第1章 『影』
:甘楽のチャット・ルームで交わされる、黒バイクなどの話題と、文京区某所の立体駐車場で、黒バイクのライダーがチーマー風の男たち複数と乱闘するアクション・シーンとが交互に描かれる。
;第2章 首無しライダー 客観
:初めて上京した竜ヶ峰帝人は、直接会うのは4年ぶりの幼馴染、紀田正臣と待ち合わせ、池袋の街を案内してもらう。
;第3章 首無しライダー 主観
:首無しライダーが、住まいにしているマンションに戻ると、白衣の男(岸谷新羅)に迎えられる。
;第4章 街の日常 昼
:来良学園に入学式の日、式典の後、帝人は正臣に誘われるようにして、池袋の繁華街に出る。2人はストリートで次々、狩沢絵理華と遊馬先ウォーカー、サイモンらに遭遇。折原臨也にも声をかけられる。
;第5章 街の日常 夜
:折原臨也が「奈倉」のHNを使い、自殺サイトで誘った女2人とオフ会をする様子が描かれる。
;第6章 矢霧製薬 上層部
:矢霧製薬と矢霧波江、『首』と矢霧誠二の関係が、半ば回想的、半ば説明的に語られる。
;第7章 矢霧製薬 下っ端の下っ端の下っ端
:「第1章」で黒バイクのライダー(首無しライダー)に無力化されたチーマー風の連中の1人が、引き渡され別のグループのメンバーから、背後についてしゃべるよう拷問を加えられている。拷問が本格的になる直前、お前の仲間が自白したと伝え、結果的に本格的拷問をしないですむようにするのは、ダラーズの門田京平だった。
;第8章 ダブルヒロイン 園原編
:竜ヶ峰帝人のクラスで、園原杏里がクラス委員になり、帝人も立候補して選任される。矢霧誠二は保険委員になっている。
:放課後、帝人は、ナンパに行こうと言い出した紀田正臣に付き合い、ストリートに出る。正臣と別れた後、園原杏里がいじめにあっているところに行き当たる帝人は、助けに入ろうとするが、その場に居合わせた折原臨也が助っ人(?)に。臨也は、帝人を探していた、と言うが、そこに平和島静雄が現れ、臨也と喧嘩をはじめ、臨也は帝人との会話どころではなくなる。帝人もどさくさにまぎれるように、園原杏里を引っ張ってその場を離れる。
;第9章 ダブルヒロイン 傷娘編
:矢霧製薬第六開発研究部から、傷娘が逃げ出した直後から描き出され、傷娘が竜ヶ峰帝人に出会う前の経緯などが描かれる。<br />(第8章の末尾から、物語内の時間が僅かに遡る)
;第10章 『ダラーズ』開幕
:矢霧誠二を警察から引き取った矢霧波江は、逃げ出した傷娘が、竜ヶ峰帝人と共にいるらしいと、知る。『下』のメンバーを動員して、帝人の住居を急襲するよう命じる波江だが。一方、来良学園を下校しようとする帝人は、折原臨也と黒バイク(セルティ)に待ちうけられていた。
;終章 『ダラーズ』閉幕
:矢霧波江を呼び出す竜ヶ峰帝人。『ダラーズ』のオリジンが語られ、幾つかの秘密と謎の答えが読者に明かされる。
;エピローグ 日常 表
:矢霧波江との間で、1つの決着を着けた竜ヶ峰帝人の、翌日が描かれる。
;エピローグ 日常 裏
:「『ダラーズ』初の集会」の後の、セルティ、遊馬先ウォーカー、狩沢絵理華、門田京平らの様子が短く描かれる。

== 用語や登場人物 ==
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=== キャラクター ===
;誠二(矢霧誠二)
:「プロローグ」では語り手キャラとして登場。
:ストーカー女に付きまとわれていたが、部屋に不法侵入され、「見てはならないもの」を見てしまった相手を殴り倒す。
:来良学園の新学年がはじまると、誠二は、竜ヶ峰帝人、園原杏里らと同級に。
;矢霧波江
:「プロローグ」には、「誠二の姉」として登場。誠二に相談されると「部下の人」を連れて駆けつけ、ストーカー女の身体を人目につかないよう持ち去る。
:フルネームなどがあかされるのは「第6章」でのこと。『デュラララ!!』(1巻)の物語内の今時点で25歳。矢霧製薬のオーナー一族の娘で、現在の社長の姪にあたる。矢霧製薬の社員で、第六開発研究部の責任者。
;甘楽
:「第1章」から時々チャットの様子が挿入されるチャット・ルームの、主催者のHN。池袋の事情に詳しい。
;黒バイク
:「第1章」にて、甘楽のチャット・ルームで話題に上る「最近新宿とか池袋で話題の奴」、はじめは都市伝説のようなものだった。黒塗りで無灯火のバイクに乗った黒尽くめのライダーのこと。フルフェイスのヘルメットを被っていて、噂では「人間でない」とも言われる。
:第1章では、甘楽のチャット・ルームでの会話と、文京区某所(東京都)の深夜の立体駐車場で、黒バイクのライダーがチーマー風男数人と乱闘するアクション描写とが、交互に描かれる。<br />アクションシーンでは、人間離れした戦闘力、耐久力が描かれ、影のようなものを様々な形態の物品に具現化する様子も描かれる。実は、首がない「首無しライダー」。
;ドタチン
:「第1章」にて、甘楽のチャット・ルームで話題に上る人名。
;セットン
:甘楽のチャット・ルームの常連参加者のHN。田中太郎よりは前から参加していた。「第1章」から登場。
;田中太郎
:甘楽のチャット・ルームの参加者のHN。「第1章」から登場し、この時点ではチャット・ルームの新顔らしい様子。「甘楽さんに誘われて」参加するようになった、とセットンに伝えている。
:「田中太郎」のHNの主が誰かは、第1章の末尾で、およそ察せる。
;竜ヶ峰帝人
:名前は「みかど」と読む。「第2章」冒頭から登場する高校生。幼馴染の紀田正臣に誘われ、池袋の来良学園に進学。生まれて初めて上京し、1人暮らしをはじめる。初めて池袋に来て、紀田正臣と待ち合わせている様子が、第2章冒頭の初登場時の様子。
;紀田正臣
:「第2章」から登場する高校生。竜ヶ峰帝人の幼馴染だが、小学生時代に東京に引っ越していた。以降もチャットで、帝人とは交流を続けてきた。チャットで帝人に来良学園受験、進学を薦めた。
:来良学園の新学年がはじまると、正臣は風紀委員に。
;遊馬先ウォーカー
:「第2章」で、紀田正臣が池袋を案内している竜ヶ峰帝人に、知り合いとして名をあげる。物語内に初登場するのは「第4章」で狩沢絵理華と連れ立って登場。
:第7章では、狩沢絵理華と連れ立って、嶋田さんがカズターノ拉致犯を拷問しているところに登場。ダラーズの内、門田京平と親しいグループの一員である様子が描かれる。嶋田さんから、拷問を引き継ぐことになるが。
;狩沢絵理華
:「第2章」で、紀田正臣が池袋を案内している竜ヶ峰帝人に、知り合いとして名をあげる。物語内に初登場するのは「第4章」で遊馬先ウォーカーと連れ立って登場。
:第7章では、遊馬先ウォーカーと連れ立って、嶋田さんがカズターノ拉致犯を拷問しているところに登場。ダラーズの内、門田京平と親しいグループの一員である様子が描かれる。嶋田さんから、拷問を引き継ぐことになるが。
;サイモン(サーミャ・ブレジネフ)
:「第2章」で、紀田正臣が竜ヶ峰帝人に、池袋で「敵に回しちゃいけない奴」の1人として語る。物語内に初登場するのは「第4章」。ロシア出身の巨漢の黒人。本名は「サーミャ」だが、通称は英語風に「サイモン」と呼ばれている。
;平和島静雄
:「第2章」で、紀田正臣が竜ヶ峰帝人に、池袋で「敵に回しちゃいけない奴」の1人として語る。
:実際に本人が登場するのは、「第8章」が最初。出てくるなり、折原臨也にコンビニ前に据え置かれていた金属製の大形ゴミ箱を投げつけ「池袋には二度と来るなって言わなかったけかー?」と喧嘩を始める。
<!-- ≫ -->
;折原臨也
:名前は「いざや」と読む。「第2章」で、紀田正臣が竜ヶ峰帝人に、「ヤバイから絶対関わるなよ」と名をあげて注意する人物。<br />セットンも、チャットで田中太郎に、「マジでヤバイ」から関わらない方がいい相手として語る。<br />物語内に初登場するのは「第4章」。
:第5章では、ネットの自殺掲示板と知り合った相手とオフ会。相手は臨也も自殺をするつもりと思ってオフ会に応じているが、臨也の方はまったくの冷やかし。「人間に対する好奇心」的な言い分が臨也本人の自己理解なので、ただの冷やかしよりも更にたちが悪い。
;岸谷新羅
:「第3章」に初登場。首無しライダーと同居している「出張闇医者」。もっぱら普通の開業医では不都合な医療をしている。セルティ(黒バイク、首無しライダー)に運び屋としての様々な仕事を紹介し、代償として自宅マンションの部屋を貸している。実は、セルティとは幼馴染に近くベタ惚れ。
;セルティ・ストゥルルソン
:黒バイク、首無しライダーの名(自称名)。「黒バイク」として第1章に登場し、自称名や、素性は第3章で語られる。
:正体は、アイルランド、スコットランドの伝承に伝えられる妖精(妖怪)の1種、デュラハン。
:今から20年ほど前、アイルランドの山中で目覚めたセルティは、自分の『首』が失われていることに気づいた。『首』の気配を辿って、日本に向かう船に密航。船中で遭遇した岸谷新羅とその父親の支援も受けて、日本に密入国した。現在は、岸谷新羅のマンションに同居しながら『首』の行方を探している。非合法な運び屋業をすることで岸谷新羅に家賃を納めている。その関係で折原臨也の手伝いをすることもあるが、セルティは、臨也からの仕事はあまり好んでいない(この様子は第5章で短めに描かれる)。
;コシュタ・バワー
:首無しライダー、セルティが乗る、黒バイク。実際はデュラハンであるセルティの使い魔的存在が、馬の屍骸と馬車に憑依させられて生まれた。本来は、馬車を轢く首無し黒馬の姿をとっていた。しかし、20年前、セルティがアイルランドを出る直前に、ヘッドライトを持たない黒バイクの姿もとるようになった。
;園原杏里
:来良学園で、高等部に新入学した竜ヶ峰帝人と同級になる女生徒。
;奈倉
:折原臨也が使う偽名。第1巻第5章では、ネットの自殺掲示板で使った「奈倉」のHNを、そのままオフ会でも使う様子が描かれる。
:第8章の章題は、「ダブルヒロイン 園原編」になっている。
;『首』
:セルティの奪われた『首』のこと。セルティが微かに存在感を感知していたように『首』は、池袋近傍の某所に保管されていた。この某所がどこか、などは「第6章」で語られる。
;嶋田さん
:ダラーズの内、門田京平と親しいグループの一員。「第7章」に登場。第1章で首無しライダー(セルティ)に無力化されたチームの一員を拷問。と言っても、背後関係についての質問に答えないと殴る、と言ったシンプルな拷問だったが、そこに、遊馬先ウォーカーと狩沢絵理華がやって来ると、拷問を引き継ぎ傍観者的に待機するが。
;カズターノ
:「第7章」で名前のみ登場。ダラーズのメンバーだが、「不法入国者のオッサン」。カズターノは、第1章で首無しライダー(セルティ)に無力化されたチームに拉致されていたが、門田たちの依頼で、セルティに救出されたらしい。第7章で拉致実行犯の一員が、背後関係を喋るよう、尋問される過程の会話で言及される。
:カズターノは門田のグループとは親しいらしい。
;門田さん(門田京平)
:ダラーズの一員で、遊馬先や狩沢のグループのリーダー格。「第7章」に初登場すると、遊馬先、狩沢が拷問を加えようとしていたカズターノ拉致犯に「仲間がゲロした」と告げるが。
:門田が「ドタチン」であること(一種のニックネーム)は、「終章」で語られる。
;張間美夏
:来良学園で、高等部に新入学した竜ヶ峰帝人と同級になるはずだった女生徒。中学生時代は、園原杏里と親しかったが、高校が始まってから、不登校が続いていた。
:園原杏里は、帝人に「張間さんはストーカーなんです」と言い、矢霧誠二につきまといをしてる、と教える(第8章)。
;傷娘
:竜ヶ峰帝人が「第8章」の終盤、街角で偶然出くわす少女。「助けて」と言われた帝人は、自分のアパートにかくまうことにするが。「何処かの病院から抜け出して来たような無地のパジャマ姿」で街中に出ていた上、黒バイクに追われていた。「傷口を縫い合わせたような針の跡が、首を一周する形で」刻み込まれているのが特徴。
:第9章の章題は「ダブルヒロイン 傷娘編」になっている。

;用語や人名
:解説

=== [[ガジェット|ガジェット(小道具)]] ===
;『影』
:岸谷新羅曰く、セルティの体から常に染み出している不思議SFトンデモ物質。作品ではセルティ自身のことが『影』と描写されることもある。
:『影』は、セルティの意思に応じて様々な形状を取る。
;用語や人名
:解説

=== 用語 ===
;ダラーズ
:「第1章」にて、甘楽のチャット・ルームで話題に上る。1巻序盤では、実態不明の池袋のカラーギャング、といったイメージで語られる。
;来良学園
:南池袋にある共立の私立学園。雑司が谷霊園の近傍に位置するらしい。
:竜ヶ峰帝人が高等部に進学した学校で、紀田正臣、園原杏里、矢霧誠二らも通っている。
;デュラハン
:アイルランドからスコットランドにかけて伝承される妖精の一類。「ドュラハン」とも。切り離された自分の首を小脇に抱え、首なしの馬に牽かれた馬車に乗り、死期の近い者のいる家を訪れる。デュラハンに訪れられた家の側で、うかつに扉を開けると、タライに満たした血を浴びせかける。
;矢霧製薬
:現在は、ジリ貧状態にある製薬会社。かつては関東でも有数だった。
;ネブラ
:矢霧製薬に吸収合併を申し入れているアメリカの大手複合企業(コングロマリット)。『デュラララ!!』(1巻)では、「第6章」の説明的記述の内で、名が出てくる。
:社長を含む矢霧一族の面々は、好条件の合併提案に難色を示しているらしい。
;第六開発研究部
:矢霧製薬内で、矢霧波江が任されている研究部門。第六開発研究部で扱っている研究対象こどえが、ネブラが合併を提案してきた理由なのではないか、と矢霧一族の間では噂されている。
:実は、デュラハンの『首』の研究をしていた。ストリートキッズなどを雇ってチームを偽装、不法入国者などの拉致や、人体実験など非合法な行為を重ねてきている。
;用語や人名
:解説

== 関連する用語 ==
;関連する用語
:解説

== メモ ==

== 書誌情報 ==

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== 話題まとめ ==
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=== チャットログ ===
;http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2005/09/20050904.html#200000
:『デュラララ!』の感想。視点が次々変わって少々しんどかったですが、頭の中で漫画にしたらおっけーでした。

=== [[銅大の読書日記]] ===
*[http://www.trpg.net/user/akagane/diary/200405xx.html#12 本日の読書:『デュラララ!!』成田良悟]

=== blog記事 ===

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