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、 2017年4月15日 (土) 22:12
== プロットの繰り返し構造 ==
[[プロット]]のなかで「類似の行動」「類似の状況」「類似の反応」「類似の言動」「類似の構造」「類似の関係」「類似の経緯」などの繰り返しがあれば、意識的に利用してみましょう。
また、複数の[[対比]]するべき人物・組織・考えかたなどがあるのに、繰り替え構造がないのであれば、導入できないか考えてみるといいでしょう。対比の構図に限らず、強調したい、読者に印象づけたい部分には、繰り返しを用いて何度も提示するべきです。
== メモ ==
== ノウハウ ==
== 繰り返し構造の用途 ==
類似の行動や状況の繰り返しには、いろいろな使いみちがあります。
*反応が類似するけど異なる部分で、それぞれの人物の差異や対立を演出できる。
*異なる人物の似たところを、異なる状況の繰り返しのなかでの共通点によって強調できる。
*手を替え品を替えつつ結局は同一の結果になることで、特定の失敗や成功を繰り替えすことで、強み弱みを強調できる。
*繰り返しギャグやホラー的シチェーションなど、前回の予兆と同じものを繰り返し利用することで、また来るぞ来るぞと期待を盛り上げることができる。
*まだこない、まだこない、と溜めを作ることができる。
*類似の状況のなかでの行動や反応の違いでキャラクターを演出できる。
*話の長さを調整することができる。
== 話題まとめ ==
<!-- *[[namazu:]] (全文検索結果) -->
=== チャットログ ===
;http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2004/11/20041127.html#020000
:繰り返しの構図があるので、欠落の繰り返しを仕込むと、分かりやすくなるかな。
;http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2005/06/20050602.html#010000
:ギャグに限らず盛り上げる基本は繰り返し構造を用いることです。 繰り返し構造は、細かいネタの盛り上げにも、全体の構造としても、便利に使えるいい道具だと思います。童話の書きかたの本で、三匹の子豚だったかな、あれを例にあげていて、感心しました。
;http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2005/03/20050327.html#010000
:[[マリア様がみてる]]が繰り返し多用する構造を豊富に含んでいることは、二次創作しやすくなる理由の一つだと思います。
;http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2005/08/20050809.html#220000
:「[[SciTech:PhantomsInTheBrain|脳のなかの幽霊ふたたび]]」の芸術の普遍的法則。反復法は便利な概念だ。
;http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2006/01/20060129.html#180000
:コメディの基本は繰り返しとすれちがいだと思いますから。
=== blog記事 ===
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