海をみあげて
モーツァルトの曲と共に、空に幻の海と鯨が現れる街で、鯨大好きな剣道少女がクール系な男の子を引っ張って元気に駆け回る話。
- 著
- 日比生典成
用語や登場人物
- 用語や人名
- 解説
- 小日向真琴(こひなた・まこと)
- 今年受験を控えた中学生の少女。自他共に認める鯨好き。真っ直ぐに怒り、泣き、笑う、単純だけど感受性豊かな性格を持つ。受験を迎える前に、一つ、後悔を抱えており……?。
- 鈴村洋助(すずむら・ようすけ)
- 真琴のクラスメイトのクールな少年。素直じゃない、愛想がない、現実的、と三拍子揃った今時の少年。だが、真琴に振り回される内、意外な別面が……?
- 鈴村康平(すずむら・こうへい)
- 足に持病を抱えた洋助の兄。空に鯨が現れた時、モーツァルトの曲をかけることを趣味にしている。おおらかで丁寧な人柄だが、幼なじみの桃子に対する時は……?
メモ
- あらすじに「ちょっとノスタルジックな少女と少年の物語」とか書いてありました。
- とにかく全編通して前向き。
- モーツァルトの曲をかけてる鯨ウォッチャーのお兄さんとか、大空に魅せられた冒険者のお姉さんとか、主人公に関わる大人も前向きで、こんな大人になってみたい、と思わせる。
書誌情報
話題まとめ
チャットログ
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex2/2007/08/20070810.html#230000
- なんでもない少年少女がひっついたりはなれたりしながら成長していく話は大好き。オススメです。爽やかな読後感。