桐原家の人々

ごく普通?の一家のごく普通とは言い難い騒動。本編3巻に外伝1巻。

茅田砂胡

用語や登場人物

桐原眞己(きりはら・まさみ)
1〜3巻までの視点人物。「桐原家の三つ子」の一人。長身黒髪で男性的な風貌、例えるならシェパード。他の二人と全然似ていないのが目下の悩みの高校一年生。
桐原都(きりはら・みやこ)
「桐原家の三つ子」の一人。容姿も名前も女性のようだが、れっきとした男。小柄で女性的、例えるならシャム猫。見かけによらず熱血漢で武闘派。猛とうり二つの高校1年生。
桐原猛(きりはら・たける)
「桐原家の三つ子」の一人。中性的な容姿と男性のような名前の女の子。異性より同性に人気がある。都とうり二つだが、熱血漢の都に対し、極めてクール。
桐原麻亜子(きりはら・まあこ)
桐原家長女。見た目は文句なしの美女。30ン歳のはずだが、とてもそうは見えない、自称「永遠の27歳」。親譲りの過激な性格&超法規的常識を誇る武闘派。得意技はジャーマンスープレックス。仕事(服飾関係)の都合で、普段は東京のマンションに住んでいる。
桐原零(きりはら・れい)
桐原家長男。超法規的な常識を誇る母・姉と違って常識人な28歳。長身で女性的な容姿を持つ。仕事(設計)の関係で全国・海外を飛び回っているため、あまり家にいない。4巻の主役。
桐原豊(きりはら・ゆたか)
見た目も気も若い桐原家の主婦。過激な性格と超法規的常識を誇る。
桐原広美(きりはら・ひろみ)
桐原家の大黒柱。仕事の都合でいつも海外に出ている。子煩悩な家庭人であり、三つ子が小さかった頃は出張や転勤をことごとく断るほど。桐原家で「決して怒らせてはならない」人物。かつて事故で弟を亡くしている。
松宮締(まつみや・てい)
桐原姉弟の祖母。今でこそ穏やかだが、やはり過激な性格の持ち主。
森崎崇史(もりさき・たかし)
新進気鋭のファッションデザイナー。桐原麻亜子の同級生。
桐原俊美(きりはら・としみ)
桐原広美の弟。交通事故で死亡。
桐原園子(きりはら・そのこ)
桐原俊美の妻。交通事故で死亡。旧姓三条。いいとこのお嬢様だったが、桐原俊美と駆け落ちして一緒になった。
城段輪(じょうだん・りん)
桐原零の親友。
用語や人名
解説

メモ

  • 元々は角川ルビー文庫で出ていたものに、書き下ろし1冊を加えた作品。BL色はほとんどない。
  • 登場人物の中に、ヒーロー的な能力の持ち主は全くいないし、オカルトも超科学の産物も出てこない。
  • キャラクターで魅せるタイプの作家だということが良くわかる作品。

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