東映不思議コメディーシリーズ

「東映不思議コメディーシリーズ」とは、フジテレビ系列で放送されていた、一連の東映制子供向けＴＶドラマの総称。キー局では、毎週日曜日の朝９時〜９時半の時間帯に放送されていた。

1981年に放送が開始された『ロボット８ちゃん』から、1993年に放送された『有言実行三姉妹シュシュトリアン』までの14作。いずれも、石ノ森章太郎原作。

世界設定やキャラクター設定の連続性は、基本的には、認められない。
（例外としては、『じゃあまん探偵団 魔隣組』に『おもいっきり探偵団 覇悪怒組』がゲスト・ジョイントしたスペシャル特番『魔隣組VS覇悪怒組』がオンエアされたこともある）

「不思議コメディーシリーズ」は、当初ファンの間で成立した呼称だったが、後にこのシリーズ名を冠した音楽集ＣＤなども発売されるようになった。
こうした経緯から、別称もある。「不思議コメディーシリーズ」、「東映不思議特撮シリーズ」、「東映シュールコメディーシリーズ」など。

なお、シリーズは、「特撮ドラマのシリーズ」と評されることが多いが、実際は、チープな釣り操演程度しか“特撮”シーンが見られない番組も少なくない。むしろ、「シュール」とも評されるコメディと、チープなテーストが、共通した性質と言える。

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