彷徨える艦隊

テンプレート:rb(彷徨,さまよ)える艦隊 The Lost Fleet

2つの星間国家アライアンスとシンディックのいつ終わるともわからぬ戦争が始まって100年。

人工冬眠から蘇生したばかりの士官が、敵本拠宙域で罠にかけられ孤立した艦隊を率いて故郷へ帰還しようと苦闘するミリタリーSF

ジャック・キャンベル

用語や登場人物

ジョン・ギアリー
大佐。100年前、グレンデルでの戦いにおける活躍から伝説の英雄“ブラック・ジャック”ギアリーとして知られる。グレンデルで死んだと思われていたが、救命ポッドの中で100年間人工冬眠状態にあるのを発見され、現世に帰還。シンディックの罠により、アライアンス艦隊の司令部を構成していた士官が全員死亡したため、最先任(100年前に任官しているので)士官として艦隊を率いることに。100年の間に変化し劣化してしまった艦隊システム及び各艦長の意識との軋轢に悩む。
カラバリ
宙兵隊長。大佐。宙兵隊は、古き良き伝統を受け継いでいる数少ない部隊。
ターニャ・デシャーニ
旗艦〈ドーントレス〉艦長。大佐。
ジェレイン・クレシダ
巡航戦艦〈フュリアス〉艦長。大佐。科学者としても優秀な女性。
ドゥエロス
巡航戦艦〈カレイジャス〉艦長。大佐。科学者の妻を持つ。
チュレブ
巡航戦艦〈レビアタン〉艦長。大佐。
ティロシアン
補助艦〈ウィッチ〉艦長。補助部隊(補給や修理を受け持つ)隊長。

 

ビクトリア・リオーネ
カラス共和星系副大統領。
用語や人名
解説

メモ

  • これは異世界ならぬ未来に召喚された軍人の物語。二度と戻れない故郷。ふつーなら「素人ならではの発想」とか「異世界の知識」なところが「平和な時期に叩き込まれた洗練された戦争」なあたりが面白いところ
  • 群像劇でなくて、主人公からだけしか見えない。
    • そこらへんが語りの技法としても「指揮官の孤独」を強めてるんだと思う。
    • 敵がなにを考えてるのかさっぱりわからんとこが魅力。だんだん見えてくるけど。

書誌情報

ハヤカワ文庫SF

彷徨える艦隊 旗艦ドーントレス

彷徨える艦隊2 特務戦隊フュリアス

彷徨える艦隊3 巡航戦艦カレイジャス

彷徨える艦隊4 巡航戦艦ヴァリアント

彷徨える艦隊5 戦艦リレントレス

彷徨える艦隊6 巡航戦艦ヴィクトリアス

彷徨える艦隊7 戦艦ドレッドノート

話題まとめ

チャットログ

http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2008/09/20080918.html#010000
ハヤカワのあっちは、図版つかないですかねぇ。一応、「彷徨える艦隊」で題名は決定みたいですね。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2008/10/20081018.html#140000
早川書房から、俺とakagane師匠が解説を書いた「彷徨える艦隊」が発売されました
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex2/2008/10/20081019.html#220000
「彷徨える艦隊」の贈呈本が早川から来ました。良い本なので、売れて……というよりは、読みたい人の手に届いて欲しいですね。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2008/10/20081027.html#220000
まあ未来に回収されというのはスペオペでは基本の展開ですが、そのへんの部下とのやりとりとかが、実に良い感じ
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2008/11/20081105.html#220000
「彷徨える艦隊」重版がかかったそうです。これで2巻、3巻が出せるそうです。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex2/2009/06/20090601.html#210000
2巻感想。ひたすら裏をかきあう艦隊戦で、しかも敵側の顔が見えないってのがいいですよな。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2009/06/20090609.html#150000
『彷徨える艦隊2 特務戦艦フュリアス』ジャック・キャンベル 追加の星図と戦闘艦カタログの話。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2009/08/20090824.html#130000
このシリーズ、群像劇でなくて、主人公からだけしか見えないんよね。そこらへんが語りの技法としても「指揮官の孤独」を強めてるんだと思う。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2009/11/20091107.html#180000
4巻でましたか。内なる敵がそろそろ牙を剥いてきました。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2010/01/20100101.html#190000
彷徨える艦隊1〜4まとめて読了。これ、主役の(肉体)年齢を10若くして、艦長たちの年齢も10代に持ってくれば思いっきりライトノベル(ハーレムもの?)やアニメに出来そうだと勝手に妄想したのはわたしだけだろうか
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2010/01/20100110.html#210000
前巻まで、巡航戦艦フューリアスの艦長であるクレシダ大佐が女性であることに気がつかなかったのだけど、今巻、ようやく宙兵隊の隊長であるカラバリ大佐も女性士官であるのに気付いた。……女性士官多いよな。この艦隊。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2010/01/20100111.html#120000
『彷徨える艦隊〈5〉戦艦リレントレス』を読み終わった。次で最後です。女性士官達が非常に「漢らしい」ので性別気にしないで読んでいるのですが、この5巻は特にそれが顕著です。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2010/10/20101021.html#230000
ワームの件について他
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2010/10/20101022.html
異星人の真相を妄想してみたり。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2010/10/20101031.html#170000
「彷徨える艦隊」の6巻、本国ではとっくに出ていたのか。4月27日に出ていたらしい。

書評

  • 見つけたら入れてね

blog記事

Drupal.cre.jp - 彷徨える艦隊新着

テンプレート:rss show(http://drupal.cre.jp/taxonomy/term/3814/all/feed)

資料リンク

リンク

TrackBack

テンプレート:trackback