用語や登場人物メモ
- 時間周りの話は面白かった。語りの人称よりも時制のほうを気にしたほうがいいよな。
- 「作家を目指す、五つの動機」の身も蓋もないとことがよい。作品を書くモチベーション、作品を駆動する情動みたいな話。(括弧の中は要点)
- ヒーローになりたい(神話英雄物語などから偉人伝なども、またそれと対置してのアンチヒーローの小説上の位置づけなど)
- 女にモテたい/男に愛されたい(文学とは求愛の技法である、モテないところから書くことでモテる男に変わる作家、モテ英雄としての光源氏)
- 遊んで暮らしたい(社会的成功からのドロップアウトに価値を見つける)
- 愚行の研究(愚行、下劣さ、卑劣さをどこまで許容できるのかを描き、試すとか)
- 恨みを晴らす(敗者の怨嗟とそれをはらすためのフィクションのもう一つの現実、憎しみをたぎらせているときこそ饒舌である)
- 「デビュー作に、すべてのアイディアを投入せよ」についての実績からの話もなかなか。
- 全部注ぎ込んで書いたからこそ、次の作品で書きたいことが見えてくる
- 全部注ぎ込んで書いたつもりでも、書き足りなかったり書き損じたりした部分はあるから、次に挑戦するべき事も見える。
- 書き上げたことで、さらに他の視点から見てみることができる。
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