坂口安吾の『堕落論』『続堕落論』

『堕落論』は、坂口安吾による批評的なエッセイ。批評文芸として読むと、社会批評の類になるだろう。

1946年4月に、雑誌「新潮」に公表され大きな反響を得た。

同年年末、雑誌「文学季刊」に『続堕落論』を公表。

『堕落論』を表題作にした単行本は、1947年に銀座出版より刊行された。その後、同作を表題作にした単行本は何度も編まれている。批評家の川村湊氏によれば、「安吾の書いたものの中でもっとも読まれたのは『堕落論』ではないだろうか」とも(講談社文芸文庫版『日本文化私観』解説)。

正、続どちらも、青空文庫からダウンロードして読む事ができる。

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