四方世界の王
四方世界の王 SAR KIBRATIM ARBAIM
古代オリエント幻想創世記
バビロニアによる統一直前の古代メソポタミアを舞台とした伝奇的歴史小説
- 著
- 定金伸治
用語や登場人物
用語
- 四方世界の王
- シュメールが拓いた地域「四方世界」の統一王を表す王号。歴史的にはアッカド王朝のナラム・シンが最初に用いた。
- バービルム
- 主な舞台となる都市であり、周辺都市を含む王国名でもある。大国アッシュールとラルサの緩衝地域にある。バビロニア。
- アッシュール
- 「四方世界」北部にある大国であり、首都名。シャムシ=アダドにより10年ほどで大国となった。アッシリア。
- エシュヌンナ
- アッシュールの東側にある国
- ラルサ
- 「四方世界」南部にある大国
- シッパル
- バービルムに属する都市
登場人物
- ナムル=ナーシル
- バービルムにある書記学校に通う少年。父を早くに亡くしている。
- シャズ=フラシュム
- ナムルと同じ学校に通う謎多き少女
- イッディンラガマール
- シャズの養父でバービルム周辺の経済を牛耳る大商人。シャズを劇愛している。
- スィーン=ムバリット
- バービルム第五代の王
- ハンムラビ
- スィーン=ムバリットの長子
- シャムシ=アダド
- アッシュールを征服して10年で大国に育て上げた元傭兵の王
- エレール
- シャムシ=アダドと行動を共にする末娘。
- イバルピエル
- エシュヌンナの皇太子。直感で行動する。
- 用語や人名
- 解説
メモ
書誌情報
講談社BOX
四方世界の王 1 総体という名のテンプレート:rb(60,シュシュ)
四方世界の王 2 あるいはテンプレート:rb(50,ハンシュ)を占める長子
四方世界の王 3 テンプレート:rb(40,エルバ)の智は水のごとく流れる
四方世界の王 4 あらゆるものの半身、月齢のテンプレート:rb(30,シャラーシャ)
四方世界の王 5 荒ぶるテンプレート:rb(20,エーシュラ)の太陽と変異
四方世界の王 6 すべての四半分は女のテンプレート:rb(15,ハミシュシェレト)
シリウスコミックス
- マンガ
- 雨音たかし
話題まとめ
チャットログ
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex2/2009/03/20090305.html#210000
- 『四方世界の王 1 総体という名の60』感想。社会における書記の重要性だの、数学の神秘性だのと言った衒学的なものがいい味わいです
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex2/2009/03/20090330.html#220000
- 『四方世界の王 2 あるいは50を占める長子』感想。1巻は都市国家の中だけで話が進んでいたけど、一気に「四方世界」の政治状況に広がった
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex2/2009/03/20090331.html#220000
- 1巻から3巻まで感想。トポロジーを語り出したりしてびっくらこいたが、分からないヒトにもそれなりにの、時代伝奇SFだと思った。思わせぶりな要素はちゃんと読者が予想・想像できるようになっていて、そのへんもいいやね
書評
- 見つけたら入れてね