創作のための児童文学理論
創作のための児童文学理論 入門書にはない創作のヒントとコツ
- 著
- 上坂むねかず
創作児童文学の分野で素晴らしい作品を書くにはどうしたらいいのだろうか? 「人称」「時制」「文体」「登場人物」などのテーマについて、実際に創作経験を持つ著者が書籍をあたり、仲間と話し合って掘り下げた私論を展開。
用語や登場人物
- 用語や人名
- 解説
メモ
- 児童文学をうかつに一人称で書くと、年齢不相応に頭が良く見えるという「一人称による歪み」の話とかもありました。
- 少女を主人公にすると男の子が読んでくれないが、男の子を主人公にするとどっちでも読んでくれるらしい。
- 等身大の主人公の重要性とかはライトノベルが児童文学と近しいとこなんだろうなあ。
- 努力して成功を納めていくタイプの話は受けなくて、やはり「現代ではリアリティを感じないから」だろうという話もある
書誌情報
話題まとめ
チャットログ
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2007/10/20071005.html#140000
- ぎりぎりトライアングルの文章をみて、ケータイ小説って地の文まで口語にしているわけで、要するに新口語体なんだなと思った。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2007/11/20071116.html#220000
- 一人称の落とし穴。読者に必要な情報を伝えるように一人称で書くとき、分析的で理知的になってしまい、結果として人物像との齟齬が生じる。