作家小説

職業作家の心理を主軸にした短編集。

作家を続けて行くうえでの焦燥や心の荒廃、そして希望などを見つめた作品が多いと思います。

有栖川有栖

デビューして二年あまりたつが、いまひとつぱっとしないミステリ作家・益子紳二は、ある出版社の編集長に銀座で接待を受ける。そこで、大ベストセラー作家への野望に火をつけられた益子は、そのまま会社へ連れていかれた。その地下室で彼が見たのは…(「書く機械」)。ミステリよりミステリアスな、作家という職業の「謎」に本格ミステリ作家・有栖川有栖が挑戦!作家だらけの連作小説集。

用語や登場人物

用語や人名
解説

メモ

  • PR誌「ポンツーン」に掲載された短編6編に、書き下ろし1編と週刊小説に掲載された「書く機械」を収録。
  • 2001年9月刊。2004年8月に文庫落ち。

書誌情報

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