一杯の珈琲から
一杯の珈琲から DER KLEINE GRENZVERKEHR
1938年刊のユーモア小説。資産家であるゲオルクが夏期休暇のあいだに体験した出来事を記した日記。
- 著
- エーリヒ・ケストナー(Erich Kastner)
用語や登場人物
- 舞台
- 1938年、オーストリアの都市ザルツブルグ。8月から9月にかけての祝祭記念興行の期間。
メモ
- 原題は「小さな国境往来」という意味。
- 人に勧めてスルーされた40人目達成記念wiki作成(chita)
書誌情報
話題まとめ
チャットログ
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2006/05/20060501.html#050000
- ここでchitaが「汽車で乗り合わせた男が話してくれた物語が元で」と作品を紹介しているが、これは間違い。同じ作者の「雪の上の三人男」のことと思われる。
書評
資料リンク
音楽の都ザルツブルクでひと夏を過ごそうと国境の近くのドイツ側の町に宿をとったゲオルク。為替管理の制約ゆえにオーストリア側で一文無しの生活を強いられる。そんなある日、コーヒー代も払えず困った彼は、居あわせた美女に助けを求めた……。『消え失せた密画』、『雪の中の三人男』につづくケストナー会心のユーモア三部作。