ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか?
ミステリマガジンの長期連載のタイトル。まとめた本が出ています。
- 著
- 笠井潔
用語や登場人物
- 用語や人名
- 解説
メモ
書誌情報
1-30 : 探偵小説の再定義
第1回〜第30回
「常に現に探偵小説は危機にある」と語る著者が、日本の本格探偵小説を衰退させないための回答を求めて、海外の古典から現代本格までを検証した評論集。綾辻行人との対談を収録。『ミステリマガジン』連載の単行本化。
31-60 : 探偵小説と二〇世紀精神
第31回〜第60回
ダイイングメッセージ、クローズドサークル、犯人特定の論理−。第I部では探偵小説を語る上での不可避の論点に挑み、第II部では「第三の波」とポストモダニズムの照合によって浮上する、探偵小説の歴史的位相を解明する。
61-90 : 探偵小説と記号的人物(キャラ/キャラクター)
- bk1 - 探偵小説と記号的人物(キャラ/キャラクター) ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか?
- 第61回〜第90回
- 探偵小説と否定神学の仮題で2006年春刊行予定だったものだと思う。
「人物、性格」という意味の他に、「文字、記号」という意味を持つ「キャラクター」という単語。このキーワードを頼りに、探偵小説に何が起こっているのか、そして探偵小説はどこへ向かおうとしているのかを真っ向から論じる。