マドカの科学研

科学風に幽霊などの怪異を説明するところのある、伝奇SF系の学園もの。科学オタク好みの、「心理学なんて科学じゃなくて文学じゃないか」的な、いかにもなセリフ満載。

野中亮

登場人物

宇隅光秋
一年生。主人公。熱心な缶詰愛好家。親から離れ一人転校してきたが。
仁科深琴
宇隅のクラスメイト。自称前世は光の女神。宇隅を前世で共に戦った戦士と言う。
井佐原窓華
二年生。部長。達者な口は精神兵器。
灯堂甲一朗
古武術の使い手。戦いがいのある人外を求めている。
楓ひより
動物と仲良しな野性少女。
山下純
生物教師で宇隅の担任。顧問。理事長の息子。わがまま放題だが、科学研の連中には負ける。
仲上翔子
一巻のヒロイン。
戸梨真奈美
二巻のヒロイン。常葉学園出身の教育実習生。多数の事故から生還、人呼んでゾンビ先生。
小林範子
三巻のヒロイン。宇隅の隣部屋に引っ越してきた。

用語

私立常葉学園
舞台となる高校。大手食品メーカーの設立。
超科学研究所
部活。変人の巣窟。

メモ

  • ちょっとした変人どもが変な事件の解明に生き生きと動いて、ちょっと恋の物語でもあって、となかなか王道。
  • これならもっと科学よりの手法で解決してもいいじゃないかといろいろ不満は有るが、キャラクターのどたばただけと科学マニアぶりだけで満足できる
  • 話は完全に一巻完結。

書誌情報

TOKUMA NOVELS Edge

彼女が世界を滅ぼす日

ゾンビ先生、母校に帰る

事故にあいまくりそのたびに生還することからゾンビ先生と名づけられた研修生のまわりで巻き起こる爆発事故の謎。

となりのキメラ少女

おとなりに引っ越してきた貧乏母娘とキメラの謎。

話題まとめ

チャットログ

http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2008/05/20080511.html#160000
伝統退魔師 超科学者 古武術 獣人 教師/コネ持ち くらいのパーティという感じですよ。

書評

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