ベストセラー小説の書き方

ベストセラー小説の書き方 ( How To Write Best Selling Fiction )

読んで面白く実戦的な娯楽小説の書き方本です。そのまま利用するということを推奨するわけではありませんが、これを読んで自分なりに消化したり反論したりしてみると、創作に対する考え方というものが固まるかも知れません。

ディーン・クーンツ

メモ

  • 主人公をどんどん不幸にしろ
  • 14章の「この作者の作品にはこれこれこういう作風がある。読んでおけ」と列記されているのが便利。
  • 自分にレッテルを貼るな。SF、ファンタジー、伝奇と構わずいろんなものを書け。
  • 読んで読んで読みまくれ。麻薬のように毎日読め。書いて書いて書きまくれ。思いついたら即座に書き始めろ。「アイデアが完全に固まるのを待つ」なんてことはする必要は無い。「完全なアイデア」などというものがあるなら諸作家が泣いて喜ぶだろう。小説を書くという行為が精神を集中させ、柔軟にし、創作的にするのだ。
  • 最初の3ページが勝負だ。

書誌情報

朝日文庫

話題まとめ

チャットログほか

http://www.cre.ne.jp/ML/bun/log/200/221.html
"D・R・クーンツの「ベストセラー小説の書き方」(朝日文庫)¥740から、彼が主人公をどう捉えているかを引用してみます。"
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2000/01/20000124.html#120000
葛藤と展開については、あれがいちばんちゃんと書いてあると思ったり。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2001/10/20011002.html#020001
『ベストセラー小説の書き方』で主人公をどんどん不幸にしろとかいうことを書いてますが、具体的にどうすればいいんですか?
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2003/12/20031219.html#200000
色々と勉強になりました。 あと、アメリカの出版事情というものもちょこっと分かったり。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2005/01/20050118.html#210000
もとから書ける人には参考になるが、そのラインに届いてないと駄目なような気がします。アメリカの出版状況に始まって、プロットの重要性を説いて(いるがどうやって作ればいいのかさっぱり)、あとこまごましたのをいろいろ。

書評ほか

資料リンク

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