グッバイ、レーニン!
グッバイ、レーニン! (GOOD BYE LENIN!)
テレビ修理店に勤めるアレックスの父は、10年前、家族を捨てて、西ドイツに亡命。以降、母クリスティアーネは、その反動からますます東ドイツへの愛国心を強めていく。そんなある日、反社会主義デモに参加し、警察と衝突しているアレックスを目撃したクリスティアーネはショックで心臓発作を起こし、昏睡状態に陥ってしまう。その間にベルリンの壁が崩壊。しかし、数ヵ月後、クリスティアーネは奇跡的に覚醒するが、医師は、「今度強いショックを与えたら、命取りになる。」とアレックスに宣告する。アレックスは、母親にショックを与えないよう、東ドイツの崩壊を隠すために、ニュース番組を自主制作したり、東ドイツのピクルスを探したりと涙ぐましく奔走するが…。
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ベルリンの壁崩壊前の東ドイツ。テレビ修理店に勤めるアレックスは、なにげなく反社会主義デモに参加。それを見た母はショックで心臓発作を起こし、そのまま昏睡状態に!実は彼の父は、10年前に家族を捨てて西側に亡命し、母のクリスティアーネはその反動で必要以上に社会主義に執着するようになっていたのだ。彼女は八ヶ月もの長い眠りから奇跡的に目覚めたが、その間にベルリンの壁は崩壊し、東ドイツの社会主義体制は消え去っていた。「今度ショックを与えたら、命取りになる。」医者の言葉に、アレックスは真実を告げずに母を自宅に連れて帰ると、東ドイツの体制がずっと続いているフリを装う事を決意。無謀とも思える奮闘を開始するのだが…。母と息子、そして家族の絆を描いた感動作。