差分

6,663 バイト追加 、 2017年4月15日 (土) 21:50
ページの作成:「== 空の境界 the Garden of sinners == 奈須きのこの処女長編。世界の根源に通じるという「直死の魔眼」を持つ少女・両儀式と、彼女...」
== 空の境界 the Garden of sinners ==
奈須きのこの処女長編。世界の根源に通じるという「直死の魔眼」を持つ少女・両儀式と、彼女を狙う魔術師・荒耶宗蓮の戦いを描く。

1998年、「竹箒」サイト上でのWeb公開が初出。[[同人]]PCゲームソフト「[[月姫]]」と世界観を共有しており、同ソフトの爆発的ヒットに伴って脚光を浴びる。

当初その完結編はごく少部数のコピー誌として領布されたため、再版を望む声が相次いだ。2001年、コミックマーケット61を皮切りに異例の3千部という規模で再版されるもすぐに完売、増刷に次ぐ増刷を重ねたと言われる。

2004年、[[講談社ノベルス]]にて商業出版が行われ、その際「限定愛蔵版」なる箱入り豪華装丁限定版も同時発売、熱心なファンによる予約争奪戦が行われた。

;著
:[[奈須きのこ]]

== 用語や登場人物 ==
;空の境界
:書籍タイトルにして作中章名。「そらのきょうかい」ではなく「からのきょうかい」と読む。よく見ると背表紙に仮名が振ってあるorz
;両儀 式(りょうぎ しき)
:本作の主役。事故により二年間の意識不明状態を経た後に回復。それ以来「(有形無形全てを問わず)死」を見る「直死の魔眼」を持つようになる。和服姿に赤いジャケットがトレードマークなアンニュイ少女。
;黒桐 幹也(こくとう みきや)
:両儀 式の高校時代からのクラスメイト。その関係は彼女の入院後も続いている。「普通」「一般」を形にしたような人。その名前により式から「コクトー」と呼ばれることがたまにある。「ものを探す」ことにのみ、卓越した能力を発揮する。特別ななにかになれなくて「普通」になったのではなく、最初から「普通」であろうとする人物。普通にみえて、実は登場人物の中で一番の異常者。
;蒼崎 橙子(あおざき とうこ)
:表の顔は建築士と人形作家。廃ビルを事務所兼住まいにしている世捨て人のような人。その素顔は人形専門の魔術師、人形遣いである。眼鏡をかける、かけないで性格をスイッチする。青子という妹がいる。
;黒桐 鮮花(こくとう あざか)
:幹也の妹。橙子の弟子。[[ブラコン]]。「禁忌」に惹かれ、兄(作中では親戚に養子に出てるため、戸籍上は親類になっている)に想いを寄せている。式いわく「ヘンタイ」とか。
;荒耶 宗蓮(あらや そうれん)
:死を蒐集することで、根源へといたることを目的にしている魔術師。
;コルネリウス アルバ(こるねりうす あるば)
:赤いコートにシルクハット姿な魔術師。橙子や荒耶の学友であったらしい。ファンの間では赤ザコと称される事もあるが、作中でこのような表現は使われていない。

== メモ ==

== 書誌情報 ==

=== [[講談社ノベルス]] ===
*<amazon>4061823612</amazon>
*<amazon>4061823620</amazon>

=== 限定版 ===
*<amazon>4061823736</amazon>

=== [[講談社文庫]] ===
*<amazon>406275892X</amazon>
*<amazon>4062759209</amazon>
*<amazon>4062759462</amazon>

== アニメ ==
*<amazon>B0040QE5NI</amazon>

== その他商品 ==
*<amazon>B000GCDJQO</amazon>
*<amazon>B000H1ALXS</amazon>

== 話題まとめ ==
<!-- *[[namazu:空の境界]] (全文検索結果) -->

=== チャットログ ===
;http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2002/08/20020809.html#140000
:ドラマCD「俯瞰風景」の話。同人誌版『空の境界』は初版3千部で4刷こえているとか。
;http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2004/04/20040407.html
:限定愛蔵版予約祭り。
;http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2004/07/20040712.html#150000
:[[Morris]]さんの上巻感想「何なんだこれは」。
;http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2004/08/20040803.html#160000
:[[Morris]]さんの下巻感想「なかなか楽しめました」
;http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2004/09/20040930.html#130000
:『空の境界』は「月姫」を知らなくても読めるか。
;http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2004/12/20041218.html#100000
:bk1年間ランキング。『[[ダ・ヴィンチ・コード]]』と『空の境界』の売れ方の違い。
;http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2005/08/20050829.html#200000
:空の境界」のWikiページ作っておこう。
;http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2005/09/20050905.html#170000
:空の境界、式の名字が間違っていたので修正。「空の境界」はエピローグのタイトルか。
;http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2005/10/20051004.html#140000
:時間軸を不連続にして進めるあたりとか面白い。日常から非日常への流れがうまい。
;http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2007/09/20070921.html#020000
:空の境界の、ぐだぐだな文章について、あれやこれやと語ってるサイトの話。

=== blog記事 ===
*[http://blog.japan.cnet.com/watanabe/archives/003296.html CNET Japan - ジャンルの消失と再構築:「空の境界」をケースに] [http://blog.japan.cnet.com/watanabe/ 渡辺聡]氏による、マーケッティングの視点から読んだ空の境界について。
<!-- === [http://drupal.cre.jp/taxonomy/term/73/all Drupal.cre.jp - Google]新着 === -->
<!-- {{rss_show(http://drupal.cre.jp/taxonomy/term/73/all/feed)}} -->

=== 書評 ===
*[http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/kasai_nasu.html 空虚に巣食う魔 —— 笠井潔と『空の境界』]

== 資料リンク ==
*[http://www.typemoon.org/kara/ TYPEMOON公式ページ]
*[http://shop.kodansha.jp/bc/books/topics/nasu/ 講談社公式ページ]
*[http://www.karanokyoukai.com/ 劇場版アニメ公式ページ]

*[http://hiki.cre.jp/typemoon/?KaraNoKyokai TYPEMOON Wiki - 空の境界]
<!-- *[[一覧:空の境界]] -->

== リンク ==
*[[書籍紹介]]
*[[講談社ノベルス]]
<!-- == TrackBack == -->
<!-- {{trackback}} -->

* trackback : [http://d.hatena.ne.jp/ponzz/20060109 2006-01-09 (空の境界、上下げげげ)] (2006-01-09 (月) 13:58:27)

<blockquote>
読んでもう随分たつのだけど、長い、話が混線、前後関係の把握の困難さから、ずーっと感想書かずにきた小説です。 まぁ、いわずもがなの小説なんで、とりあえずいろいろすっ飛ばします。
</blockquote>