ファンタジーの二項式

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ファンタジーの二項式 ( Fantastic Binomial )

ファンタジー制作のための発想法。二つのあまりにも異なった概念を持つ言葉を結びつけることによって派生する異化効果を利用する。

ガラス瓶と山、で、山の中のガラス瓶、ガラス瓶でできている山、ガラス瓶のなる樹のはえている山、ガラス瓶に入った山、などなどと発想していって、その違和感のようなものから、物語を広げていくような発想法のこと。

メモ

  • 対立するものでも共通要素を持つのでもない、捻じれの関係にある二つの概念を使用するべし。
  • 良いキーワード修飾語もコレの応用として考えることができるのかな。

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チャットログ

http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2000/01/20000126.html#180000
「全然関係無いものをくっつける」という定石。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2001/10/20011021.html#010000
納得できるように理由づけするプロセスでキャラクターが深められるのも、ファンタジーの二項式の応用。最初から納得できるようになってると「無難な」キャラになりがち。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2005/01/20050108.html#230000
どうにもつながりそうに無い二つのフレーズを無理やりくっつけると、何かとんでもないものができそう。あとは、それをいかに「納得力」を持たせるかというところが訓練。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2005/02/20050226.html#160000
日常のネタと科学ネタで、ちょびっとだけ似たようなものを同じものにしてこじつけるとかも応:http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2005/10/20051025.html#090000:fantastic binomial がファンタジーの二項式なのかな。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2005/11/20051117.html#160000
ランダム表から整合性を作るというプロセスをアイデア出しとするのは、二項式と同様だろう。用。

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