ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり

突如、"門"を通じてファンタジー世界と繋がってしまった日本・銀座の大通り。

「新しい土地には新しい資源・利益がある」と世界中が騒然とする中

異世界の侵攻を押し返し、日本の自衛隊は和平交渉を目指してファンタジー世界へと乗り込むのだが——。

柳内たくみ

用語や登場人物

伊丹耀司
本作の主人公。陸上自衛隊二等陸尉、レンジャー徽章持ち、帝国の侵略から都民を救った英雄。しかしてその実態は真正オタク。何事も「ギリギリ及第点」な彼が「身を守るために起こした行動」は段々と話を大きくしてしまうようだ。
テュカ・ルナ・マルソー
金髪エルフの娘。精霊魔法を操る。"炎龍"に家族と住処を奪われ、伊丹率いる自衛隊チームに保護される。
レレイ・ラ・レレーナ
銀髪魔法少女。無口。学習能力が高い研究肌。伊丹たちの存在に興味を覚えてついてきてしまう。
ロゥリィ・マーキュリー
ゴスロリ亜神女性。所謂現人神に分類されるようで、何百年も生きているにも拘らず、その外見は少女そのもの。"殺生"の理由について正直であることを好む。
ピニャ・コ・ラーダ
"帝国"は皇帝の一人娘。腐女子予備軍。帝国と自衛隊の戦力差にいち早く気づき、和平に向けて孤軍奮闘する行動派。
ヤオ・ロゥ・デュッシ
ダークエルフの娘。"炎龍"の災害から一族を守るため、決死の覚悟で伊丹たち自衛隊の元を訪れる。

銀座に突如現れた異世界をつなぐ魔法的空間であるが、自衛隊謹製のコンクリートによりその位置と状態は固定されており、謎の多い存在である。
特地
銀座に現れた"門"を超えた先にある異世界の事。所謂人間ばかりではなく、エルフ、ダークエルフはおろか、キャットピープルなどの獣人も多種多様に存在する。神々も実在しているという。
帝国
特地の勢力をまとめ、"門"の向こう側へ攻め込もうとした主体。「帝国」といえば特地では指すものは一つであり、特にそれ以上の名前はないという。
アルヌスの丘
アルヌスとも。特地側での"門"がある場所。"帝国"の領内にして聖地。すぐそばで大規模な戦闘ができるほどには開けている。
緑の人
「特地」の人々が自衛隊の人たちを呼ぶときの言葉。自衛隊制服の色からそう呼ばれていると思われる。
炎龍
所謂ドラゴン。「特地」においては古来より「人の手ではどうにもならない」ところから、炎龍による被害は"災害"とみなされている。

メモ

元はネット上で「投稿小説」として掲載されていた作品。

書誌情報

アルファポリス

ゲート 1 接触編

ゲート 2 炎龍編

ゲート 3 動乱編

ゲート 4 総撃編

話題まとめ

チャットログ

http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2010/06/20100609.html#180000
『ゲート 1.接触編 自衛隊彼の地にて斯く戦えり』読み始め。元Arcadiaで完結まで書かれた作品ですね。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2010/08/20100804.html#150000
自衛隊が進出する理由はないんだろうか?
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex2/2011/01/20110117.html#190000
『ゲート—自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈3〉動乱編』。主人公の役職が変わってから、コトが落ち着いての次任務。
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2011/01/20110118.html#070000
これ架空戦記の分類としては異世界なのか、それとも現代なのか? 軽く悩む
http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2011/07/20110730.html#220000
アルファポリスで漫画版連載開始

書評

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