カンピオーネ!
ひょんなことで神を殺してその権能を奪った日本人高校生が、なるべく平穏な生活をしたいという願いに反して「まつろわぬ神」との戦いに巻き込まれる。
- 著
- 丈月城
用語や登場人物
登場人物
- 草薙護堂
- 日本の高校一年生。中学時代は野球のシニアリーグで4番捕手として日本代表に選ばれるほどの実力の持ち主だったが肩の故障で野球を断念。ひょんなことで軍神ウルスラグナを殺してその権能を奪いカンピオーネとなる。その権能は「発動条件が厳しい必殺技」ばかりで、発動条件を満たすまでは普通の人間とあまりかわらない。また、権能が強力すぎて周りの被害が甚大になりがち。エリカに振り回されっぱなしで、様々な揉め事が持ち込まれる羽目になっている。祖父譲りの恋愛フラグゲッターで、着実にハーレム要員を増やしている。
- エリカ・ブランデッリ
- 魔術界の名門の令嬢で、本人も凄腕の魔術師。イタリアの魔術結社《赤銅黒十字》所属。護堂の「愛人」を自称し、過剰なスキンシップと厄介ごとの押しつけを行う。人呼んで『テンプレート:rb(紅き悪魔,ディアボロ・ロッソ)』
- 万里谷祐理
- 護堂の同じ学校の隣のクラスで学ぶ楚々としたお嬢さま。実は関東一円を霊的に防護する「媛」と呼ばれる高位の巫女の一人。護堂の能力を一目で見破る霊視能力を持つ。周囲からは護堂の「本妻」と見られがち。
- リリアナ・クラニチャール
- 魔術結社《青銅黒十字》所属の魔女。エリカを敵視しているが、エリカからはおもちゃとして扱われている。
- サルバドーレ・ドニ
- イタリアが誇るカンピオーネ。普段の姿はおおざっぱでちゃらんぽらんだが、常に戦いに飢える剣士。護堂が最大のライバルとなる日を待ち望んでいる。
- サーシャ・デヤンスタール・ヴォバン
- 現存するカンピオーネのうち最古参に属する傍若無人の覇王。
- ジョン・プルートー・スミス
- アメリカ・ロサンゼルスに10年前から現れたテンプレート:rb(仮面の戦士,マスクド・チャンピオン)
- 羅翠蓮
- 中国大陸に住む200年は生きる神殺しの王。羅濠教主と呼ばれ《五嶽聖教》を配下に持つ。見た目は十代の少女。
- アレクサンドル・ガスコイン
- イギリスに拠点を持つ魔王。テンプレート:rb(黒王子,ブラックプリンス)アレク。
用語
- カンピオーネ
- 作中では神を殺して権能を奪った人間の総称。主人公は現存する7人目のカンピオーネ。
メモ
- 「カンピオーネ」はイタリア語で「チャンピオン(勝利者)」
書誌情報
カンピオーネ! 神はまつろわず
カンピオーネ! II 魔王来臨
カンピオーネ! III はじまりの物語
カンピオーネ! IV 英雄と王
カンピオーネ! V 剣の巫女
カンピオーネ! VI 神山飛鳳
カンピオーネ! VII 斉天大聖
カンピオーネ! VIII 受難の魔王たち
カンピオーネ! IX 女神再び
話題まとめ
チャットログ
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex2/2008/12/20081204.html#170000
- 敵側はわりとお構いなしにすごい権能を使う訳ですが「なぜあの神様がそんな権能を持っているのか?」という謎解きみたいな部分があったりなかったり。神話ネタに詳しいとにやにやできる。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2009/04/20090410.html#180000
- 常識外の力をふるう「まつろわぬ神」を、神の伝承とつながりを元に哲学戦闘して打ち負かす話? 「最近のライトノベル」らしく、押しかけ愛人やらどじっこメイドやらうざったい妹(主人公の視点)やら巫女さんやらがわらわらでてくるわけですが
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex2/2009/12/20091219.html#110003
- 護堂はもてもてですよな。戦う相手としても。何事も受け入れてしまう度量の広さがいろんなものを引きつける(災い含む)
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2010/03/20100305.html#210000
- このシリーズ、最初の女の子たちが置いてけぼりにならないのが良いところですね。新しいのが出てくるたびに絆を深めて先行する感じで。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex2/2010/03/20100326.html#130000
- 6巻。女殺し護堂の幼少の悪行が明らかになって噴いた。どんだけ女殺しなんだ。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2010/09/20100923.html#090000
- 7巻。ハーレム君臨をとうとう自覚したか、と思ったら、乗っ取られただけというかなんというか。グランスールはうまいポジション取ったなあ。
書評
- 見つけたら入れてね
blog記事
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