構造的にすっきりした論文を構築する為に何が重要か。論文に限らず、報告書(レポート)やノートなど自分の考えや主張を、わかりやすくまとめ伝える為の書き方、読み方等、論理的な文章を書く為のノウハウが詰まった一冊。
- 著
- 澤田昭夫
目次
- よい論文とは
- だめな論文試験
- だめな『論文の書き方』参考書
- よい口述試験、だめな口述試験
- 答案の書き方
- 問題の見つけ方、間の切り出し方
- 論文の種類
- 論文の構成・配置
- 歴史学の間と命題
- 間の歴史と歴史論文
- 文段のまとめ方
- アウトラインの作り方
- 分類と定義の感覚
- だめな論文からよい論文へ
- 書くための読み方
- 比較読書法と研究カード
- ノートのとり方
- ブック・リポートと書評論文
- テンプレート:rb(業務報告,リポート)はどう書くか
- 創造性とは、創造性ある論文とは何か
- 難解な文章、やさしい文章
- 注の哲学と注のつけ方
- 文献表はなぜ、どう作るか
- 標題のつけ方
- 論文の書き方のテンプレート:rb(点検表,チェック・リスト)
- 日本人とレトリック
- なぜ日本の学者は解る論文が書けないか
メモ
- 当然の事ながら、これに書いてある内容を丸飲みにしても意味はない。自分で考え実践することが重要。
- 論理的な考え方を身につける本でもある。