柳生が幕府を転覆しようとする勢力と通じているのではないかとの疑惑が持たれるという謎が時間犯罪ものとして解明される、時代小説かつタイムマシンものSF。
- 著
- 光瀬龍
徳川家康没して十八年、いまだ政情定まらぬ江戸の町に反幕陰謀が囁かれる中、江戸北町奉行与力、六波羅蜜たすくは柳生但馬守宗矩の刺客に襲われる。将軍指南役の柳生がなぜ?謎が解ける間もなく次々と出来する暗殺事件を追ったたすくは、一連の事件の裏に時空を超えた者たちの存在を知るのだが…。寛永の江戸の世と遙か未来の世界を駆け巡る戦いを描いた時代SFの傑作。
用語や登場人物
- 用語や人名
- 解説
メモ
- あとがき見ると、古文書にあたるくらいの考証してるんだなあ。絵馬にみる武芸者の姿ってのは興味深い。