落ちこぼれ寸前の学生が飛び級の天才少女と出会い、「宇宙は人間に作れるか」との疑問を追い求める。近未来物理系青春小説。
- 著
- 機本伸司
「宇宙は作ることができるのか?」 究極の問題に、天才女子学生&落ちこぼれ学生のコンビが出す答えとは? 存在感ある人物像、壮大なテーマに真っ向から挑み、見事に寄り切った作品。第3回小松左京賞受賞作。
用語や登場人物
- 用語や人名
- 解説
メモ
- 映画化、ゲーム化予定らしい。どうすんだこれを。
- 文庫版ではなぜか表紙イラストの胸のサイズが成長してます。
- ちょっと大人しい日常回帰してしまう結末。確かに青春小説としては纏まってるんだが。SFとしては「世界が連鎖的に変化」しないのは弱いなあ。TOEまで扱ってるのに。
- 架空のつもりで書かれているであろうものが、現実に追いつかれたか、現実に既にあったか、というのはあるかも。物理学回りも、20年前ならともかく、M理論と超ひも理論が数学的にくっちいちまうとか現代の物理学は愉快すぎるからなあ。
書誌情報
ハルキ文庫
単行本
Flex Comix
- 絵
- 内田征宏
サントラ
DVD
話題まとめ
チャットログ
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2002/12/20021203.html#150000
- 第3回小松左京賞受賞作が発売されている。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2003/12/20031231.html#100000
- ヒロイン、「天才」(かぎかっこ付き)なんだけど、なんだか普通の少女なんだよなあ。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2006/02/20060220.html#100000
- 角川春樹事務所とエイベックスで「神様のパズル」映画化/ゲーム化か。「宇宙は作ることができるのか?」とは大きな話に取りくんだものだが、どう料理されてるのやら。
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2006/05/20060525.html#010000
- 文庫落ちしていたので読んでみました。ゼミの雰囲気がじつにそれっぽく再現されていたのはステキ。