孫がみた、愉快痛快な爺さんの活躍。ダイビング中に家族らを守って失踪、フィリピンから漂流して日本に帰投しマスコミを殴り倒す。沈船探しにはじまって海賊や大国にも真っ正面から立ち向かう、じーさんの勇姿を描く。
作中の一編、「神楽坂ファミリー」は第66回小説現代新人賞を受賞。
- 著
- 竹内真
サイパンで遭難したはずのじーさんが、海賊たちをモノともせず沈没船の財宝探しに大活躍! 小説現代新人賞受賞作の「神楽坂ファミリー」ほか、「かえってきたじーさん」「じーさん無敵艦隊」を収録。
用語や登場人物
- 用語や人名
- 解説
メモ
- 聞き手の孫が、おおむね伝聞を「こんなことがあったんだって」みたいに伝えるとこが多いので臨場感はなんですが、そのぶんじーさまへの思いとか、回りの評価とか、引っ掻き回されっぷりとかが楽しい展開になってます。
- 初恋の先生がじーさまの再婚相手になるとか、愉快な展開。