Novel Hacks
Novel Hacks
小説を書く上で、ちょっと知っておくと便利な小技。三雲岳斗の造語らしい。
「編集さんにプロットを見せられるようになってから役に立つ」ようなものがほとんど。作家志望者にはちょっと付いていけない。
Novel Hacks の例
- つっこまれるとやばげなものは、予防線を張るのではなく「語らない、触れない」
- 数字を出さない
- 神の視点で語らずに、登場人物の推測で表現する
- 伏線になるような過去の大事件に「固有名詞」をつけて、繰り返しその「固有名詞」だけを出して「それがなんであったか」は語らない
- 必殺技とか超能力に「固有名詞」をつけて、登場人物が、それを知っているというスタンスにすると、説得力が増す
- ヤツは最強だから強い、という風な同語反復は理由は無いがツッコミようがなくて納得させられる
- 『これは、一つの愛の物語である』と最後に書けばどんな話も「そうか愛の物語だったのか」と納得する読者が多い
- 強力な戦闘力を持った者同士がぶつかるときは、破壊力の描写の比喩の差によって戦闘力の差を読者に暗示させる
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話題まとめ
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2005/11/20051111.html#210000
- あちこちの作家の日記をのぞいて回っていたら「Novel Hacks」なる単語が、飛び交っていた
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2005/11/20051113.html#170000
- Novel Hacksの例